今にも飛び立ちそうな迫力と細かな作り。
これを間近で見られたお客様は、一様に驚かれます。
鷹といえば、勇猛で威厳のある姿から鳥の王者とされています。
昔から狩猟の神、または山の神の使者とも言われてきたそうです。
また、長く鋭い爪で獲物を捕らえることから
運をつかみ取るとされ、縁起ものとされてきました。
「一富士 二鷹 三茄子」と言われるように
初夢で見ると最も縁起が良いとされるものの
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吐土(はけつち)。
瓦を形作り乾燥させた後、窯に入れる前に行う、
淡路いぶし瓦にとって重要な作業の一つです。
土を細かく砕いたものを水で溶き
それを白地にまんべんなくかけていきます。
濃さの加減が焼き上がりに大きく影響するため
吐土の具合は熟練の職人によって見極められます。
その後再び乾燥。
鬼瓦工場では、全て手作業で行われるこの作業。
地味ではありますが、焼成後の淡路瓦特有の色艶 . . . 本文を読む
角柱の花器にバラを生けました。
バラはヨーロッパでは昔から特別な花として
人々に愛されてきたそうです。
洋花の代表とも言える花ですが、いぶし瓦の花器に生ける事で
和の空間にも取り入れやすくなります。
花を選ばない。どんな花も引き立てる素材。
それがいぶし瓦です。
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淡路島にはこのように瓦を積み上げたオブジェが沢山あります。
瓦屋や町の施設はもとより、個人のお宅でも見られる光景です。
島民には見慣れた光景ですが、観光のお客様にはまだまだ
新鮮なもののようですね!
見る角度や光のあたり具合によって様々な見方を楽しめます。
淡路島へお越しの際には、こんな瓦の使い方にも注目してみて下さい!
今回の写真の所在地は、南あわじ市阿那賀伊毘という町です。
南 . . . 本文を読む
別注の巴瓦完成しました。
恵比須様と大黒様の顔入りの巴瓦です。
七福神の中の神様で、商売繁昌、五穀豊穣など財福をもたらす
神様として有名ですね。
鬼瓦や、置き物としてもよく用いられます。
恵比須様
大黒様
鶴、亀、鷹、鯉など常時取り揃えておりますが、
このように他の飾りや、家紋、御自身の名字など
好みのものを入れる方もいらっしゃいます。
種類豊富な淡路いぶし瓦の世界。
すべて委ねてい . . . 本文を読む
以前御注文頂いた、古瓦の復元の仕事です。
御依頼主は、ある施設の和風庭園に飾られていた獅子に
一目惚れ?したそうで、どうしても同じ形の物が欲しい
とのことでした。
弊社で取り扱っている唐獅子も色々見て頂いたのですが、
やっぱりこれが良かったそうです。
他とは違う、ちょっととぼけた表情で、愛らしい獅子が
魅力的だったのでしょう。
制作するにあたり、資料がほとんどない状態だったので、
鬼 . . . 本文を読む
本日の別注鬼。
これも鬼瓦の一種で、御所鬼と呼ばれる形です。
大きさは高さが尺八寸ですから、約55cmくらいです。
一般家屋に使われる鬼に比べると大きなものですが
その屋根にあったサイズなので、バランスよくおさまります。
唐破風、「からはふ」と読みます。
破風とは入母屋造りや切妻造りの建物の両端の山形部分の総称で、
唐破風とは、その山形の形状の一種です。
中央部分が連続して起り、左右の軒先に . . . 本文を読む
もう一つ鳥取のこと。
偶然発見したいぶし瓦です。
歩いていて目に止まったいぶし色。
気になって近付いてみると
見た事のある「ようこそ ようこそ」文字。
弊社鬼師の作成した立て看板に、
ここ鳥取で偶然出会いました。
屋根は色瓦で統一されていましたが、
地上でのいぶし瓦の存在感は抜群でした!
様々な出来事が重なった上での
よもやの産物との出会いでした。
地元鳥取の工務店さんが . . . 本文を読む
昨日に引き続き鳥取の町並について。 私が二日間滞在した、鳥取市河原という町は 特に観光地という訳ではありません。 統一感のない町が増えている日本において、 ここ河原とその周辺の町の見事なまでの景観に 感服しました。 色は違いますが石州の赤、黒の和瓦、昔ながらの木造住宅が 点在し、新しい家屋も景観を損なわないようにと 住民の方々の気持ちの感じとれる町並でした。 このような蔵のある . . . 本文を読む