近頃毎日のように工場へ狸がやってきます。
メダカが泳ぐ大きな鉢の水を飲みに山から降りてくるようです。
今日もやってきました。
悠々と水を飲んでいたので
そっと近づいて写真を撮ってやろうと思ったんですけど…
気配を察知するとすぐに駆け出し
山へ逃げていってしまいました。
ちなみに淡路島には芝右衛門狸という伝説があります。
屋島の禿狸、佐渡の団三郎狸と並んで日本三名狸に数えられています。 . . . 本文を読む
干支飾り瓦「子」が完成しました!
毎年鬼瓦職人が創作している干支飾り瓦。
手のひらサイズの小さな飾り瓦です。
ご家庭に、または贈り物に…。
職人が一つ一つ心を込めて作り上げています。
十二支の数えで一番最初に登場するのが子。
子は「ふえる」という意味をもつことから、
生命が増殖することの象徴となっているそうです。
また、子が割り当てられている11月(子月あるいは霜月)は、
それまで「 . . . 本文を読む
10月からご依頼が続いている瓦の修理。
先週完成して、週明けに出荷となったのがこの大きな
二尺一寸の経の巻(きょうのまき)。
人の背はあろうかという大物です!
修理前。
大きさゆえに、9分割になっていました。
下り鬼。
尻尾の無くなった唐獅子(からじし)。
大物なので、洗いに時間がかかりました…。
修理、再焼成後。
写真では実際の大きさは分からないかもしれませんけ . . . 本文を読む
以前から何度も経過をお伝えしてきた瓦コースター。
ようやく完成しました!と言える段階になりました。
これまで「瓦コースター」と呼んでいましたが
この度「瓦坐-kawaraza-」と命名されめでたく迎えた門出です!
瓦人さんの一声から始まったこの仕事。苦労はしましたが、ホントに良い物が出来たと思います。
きっとこれがきっかけで瓦に興味を持ってくれる方が増えると信じて…。
より多くの一般の . . . 本文を読む
引き続き、鬼師の会の報告。
翌日25日、日曜日は朝から工場見学会で弊社に来ていただきました。
今回、リフォームしたばかりの(瓦庭は未完成)門長屋で、前日展示した飾り瓦を飾り、
ゆっくり見られなかった方々にもう一度じっくりと見ていただきました。
ちょっとしたギャラリーと化した門屋、リフォームしたての瓦空間に、鬼師の作品達も
さらに栄えたようです。
その後、工場見学へ…。
鬼師の方々は . . . 本文を読む
この土日に開催された日本鬼師の会「第十七回全国研修大会in淡路島」。
全国各地から大勢の鬼師の方、その他瓦関係の方々総勢90名が集まり
大変有意義な会となりました。
初日は観光旅館うめ丸で。
入口には各地の鬼師たちの飾り瓦の展示。
弊社の鬼師達も8点の瓦を出展しました。
財団法人文化財建造物保存技術協会大阪支部長の若林邦民氏のよる
文化財建造物の保存と修復について約1時間の貴重な公 . . . 本文を読む
今日(11/24)と明日(11/25)の二日間「日本鬼師の会 第17回全国研修大会」が南あわじ市で開催されます。
全国各地の鬼師たちが淡路島へ。
毎年場所を変え開催されるこの研修大会今回のテーマは「和形瓦屋根と飾り瓦」
24日は基調講演とシンポジウム。鬼師たちが制作した飾り瓦も展示されます。会場は観光旅館うめ丸25日は南あわじ市内の瓦見学会を行う予定です。
今回、カメラマンからカワラマンと . . . 本文を読む
季節柄、『IBUSI GALLARY 瓦廊』の中は頻繁に秋の彩りが変わります!
生けるのは前にもお伝えしましたが鬼師が行います。
いつも仕事が終わってからせっせと瓦廊を飾っています。
今回使用した花器は高さ50cm、15cm角の角柱花器。
見事に生けられました。
そして、彩りを邪魔する事無く静かな存在感で
役目を果たすいぶし花器。
いぶし色ってホントに色んな色彩に見合う事がおわ . . . 本文を読む
修理が終わって先週出荷された鬼瓦です。
修理前
修理再焼成後
紋入り雲頭(くもがしら)棟鬼瓦
家紋は、「丸に下り藤 内に三階松」
紋入り雲頭隅鬼瓦
同じく雲頭鬼ですが、やや簡略化されたデザインです。宝珠付き。
変わり若葉鬼。
この足の葉の模様は珍しく、あまり見られない型です。
何の葉なのか…現在調査中です!
雲帆立、大棟の両端に据えられる瓦。
今回も盛り沢山の内容でし . . . 本文を読む