先週から瓦葺きが始まりました!
パレットで運び込まれた瓦を丁寧に屋根に上げていきます。
今回、64判の切落桟瓦を葺く事になりました。
軒と袖をまず葺いて、続いて向って左側から順に
「かぶせ葺き」で葺いています。
いぶし瓦が上がってようやく門屋の外観が締まってきました!
猛暑が続く中、日が暮れるまで汗だくで作業に
没頭している職人さんには頭が下がりますね。
一昨日、昨日と . . . 本文を読む
この度、弊社ホームページを新たにしました。
まだできていないページや、手直しをしなければならない所も
多々ありますが、ようやくカタチになりました。
本ブログと併せて、これからも宜しくお願い致します!
新しいHPはこちらから
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http://www.tatsumi-oni.co.jp . . . 本文を読む
今日は高圧ガス取扱の講習を受ける為、朝から大阪へ来ています。
講習は二日間あるので、ネットでテキトーに選んだ安宿に泊まってるんですが・・・チェックインしてびっくりしました。
安いだけあって、正直こんなビジネスホテルは初体験です。
なにもかもが、良く言えば昭和レトロなんですけど・・・。
何か出そうでビビってます。 話題を変えて、大阪 . . . 本文を読む
今、鬼師が作っているちょっと変わった鬼瓦。
鬼面と言うより、獅子の顔っぽいですね。
見本の瓦を見ながら復元制作しています。
細かく寸法を調整。
ミリ単位の作業になります。
土台を作ったら土を盛ってカタチ作っていきます。
この鬼瓦、顔だけでなく、数珠も変わっていました。
通常は半円球状ですけど、
今回は指先で捻ったような形になっていました。
鬼師は何よりもこの数珠が一番厄介だと洩 . . . 本文を読む
先日鎌倉に住むいとこが「瓦廊」を訪ねて来てくれました。
愛犬を連れて自動車で12時間近くかかったみたいです…
「バーニーズマウンテンドッグ」という犬だそうです。
とても賢いワンちゃんでした!
いぶしの敷瓦が冷たくて気持ちよかったのか
ゴロゴロゴロゴロしてました!
わんこにも大人気?のいぶし瓦です! . . . 本文を読む
もう一つ奈良のこと。
元興寺界隈、「ならまち」の町屋とは違って
ここ高畑町は、閑静な住宅街です。
羨ましいほどの大邸宅がずらりと並んでいました!
「ならまち」とはまた一味違った趣きです。
これだけいぶし瓦に囲まれていると気分がいいですね。
土塀も色んな意匠が凝らされていて
歩いていて全く飽きませんでした!
志賀直哉が9年間過ごした住宅。
その隣にある高畑茶論。
住宅街の一角です . . . 本文を読む
鬼師手作りのいぶし花器です。
完全手作りのために、同じ物は二つとありません。
また、独自の焼成方法により表れる
通常のいぶし銀とは一味違った味わいある
深い和色に焼きあがっています。
表面の模様もそれぞれ違う表情を持っています。
自然の優しさに品格も兼ね備えたこのいぶし花器に
そっと花を生けてみると、奥ゆかしさのある
和の美しさに出会えます。
伝統美と現代の感性が綾なすいぶし瓦。
まだ . . . 本文を読む
お盆前に制作した瓦を乾燥中です。
窯の余熱で乾かしている所。
何度となく書いてきましたが、乾燥は慎重にしなければなりません。
一定の面だけ乾くと割れてしまうのでひっくり返したり、
横に立てたり、乾き具合を見極めながら徐々に乾かしていきます。
鬼師たちは作り終えた後も、毎日土の状態をチェックするのが日課となっています。
窯入れ、焼成、窯だし、出荷まで気の休まる時はありません。
先週工 . . . 本文を読む
ここは平安時代の薬師如来像と、天平時代の十二神将像が共に
国宝に指定されているのは有名ですね。
私もこれまで3回、十二神将見たさに行きました。
今回はもちろん瓦を見る為、4度目の訪問となりました。
天平期の建築様式が色濃く残る本堂です。
単層で窓もなく、簡素な装飾で大きな白壁が目立っていました。
また古式で、緩い勾配の屋根を見れるのは今ではここ新薬師寺だけだそうです。
瓦も、奈良時代 . . . 本文を読む