様々なご利益をもった七福神が乗合わす宝船。
この宝船は、神が私たちのところに来訪するための船です。
また福を持ってきてくれる宝船は五穀豊穣を表す俵も運んできます。
今よくイメージされる宝船は、掛けられた帆に「宝」と
書かれていますが、もともとは「宝」ではなく「獏」
と書かれていたそうです。
「獏」とは想像上の動物で人の悪夢を食べるといわれている動物。
悪い夢だけ食べて、よい夢は食べない事か . . . 本文を読む
心理学の用語に「色のイメージ」という用語があります。
情報処理に働く心理で、無意識のうちに自分に必要な情報が何かを取捨選択しているということだそうです。
色のイメージは国や文化によって違います。例えば日本では紫を高貴な色としていますが
中国では黄色が高貴な色として扱われているそうです。
また、世界中で共通の色のイメージもあって、赤は暖かさや情熱を感じたりするのがその一つ。
日本の文化におい . . . 本文を読む
お客様からの御注文でランプシェードを制作しました。
本ブログ上ではお馴染みの角柱を利用しての作品です。
真直ぐのランプシェードは以前に制作したのですが、
変化を付けて欲しいとの御要望があり
ひねりを加えて動きをつけてみました。
土の伸び切れがちょっと心配でしたが、そこは鬼師の技の見せ所!
乾燥中に切れる事もなく良いものが出来上がりました。
試験点灯してみました。
中に和紙を入 . . . 本文を読む
前にお伝えした、いぶしギャラリー「瓦廊」の看板。
前回の記事
歪みの出ないように、約3週間かけて乾燥させ、
昨日ようやく窯に入りました。
角柱で土台を作り、看板を取り付けました。
慎重に窯へと運びます。
無事に窯内に納まりました。
今朝、窯に火が入り、焼成、いぶし、を経て
三日後にいぶし瓦の看板が完成します。
焼き上がりの様子はまた後日ご紹介します。
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通りがかりに目に入った甍の波。
思わず車を止めて歩きたくなりました。
佐用町内の小さな町、平福。
城下町として形成されたのち、因幡街道随一の宿場町として
栄えた町だそうです。
佐用川沿には川座敷きと土蔵が続きとても美しい景観でした。
後日調べたところ、この町は宮本武蔵が13歳の時に
始めて決闘した場として有名な町で観光地にもなっているそうですね。
私が訪れた時は、平日だった為、とても . . . 本文を読む
これは屋根の上では鬼瓦をのせる台です。
最近ではこれをひっくり返して、穴をあけプランターとして
御使用されるお客様もいらっしゃいます。
屋根用の商品でも発想の転換で面白い使い方がまだまだありそうです。
種類豊富な和瓦。
感性というのは人それぞれ。
実際に見て頂くことで、我々では想像出来ないような
面白い使い方が思い付くかもしれませんね。
興味のある方は是非おこし下さい!
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一昨日の記事鴟尾と鬼瓦(2)を見て
業者の方から「あれだけ大きなものの金焼きも行っているのですか?」
というお問い合わせを頂きました。
記事中にも記してありますが、金の加工は納品後に施されました。
弊社からはいぶしの状態で納品させて頂きました。
今回の金焼きは弊社によるものではありません。
語弊があった事をお詫び申し上げます。
弊社では家紋等の金焼きの御注文は承っておりますが
その他の商品つ . . . 本文を読む
昨日ご紹介した鬼面と鴟尾の施工後です。
徳島県内のお寺に葺かれました。
鴟尾は納品後加工され、金色に輝いています。
弊社からは、鬼面と鴟尾以外にも、
立浪に宝珠の隅蓋瓦と熨斗瓦も御使用頂けました。
実際に屋根に葺かれた瓦達を見るとやはり格別の思いがします。
今後も妥協する事無く一丸となって瓦作り励んで行きます。
追記 . . . 本文を読む
以前制作した瓦です。
鬼面
鴟尾
鴟尾とは棟の両端を飾る装飾瓦の一種です。
これは日本に瓦が伝わった時からある装飾瓦でもあります。
この鴟尾は高さが3尺8寸とかなり大きなものでした。
制作はもちろんのこと、窯の積み出しも大変だった事を思い出します。
人力では危ないので、フォークリフトを使って慎重に行いました。
これだけ大きなものになると、乾燥に2ヶ月以上要するので
制作から納品ま . . . 本文を読む