冷却中の窯。
丸一日かけて焼成した後、いぶしの工程を経たこの窯は
密閉した状態のまま27~30時間程、自然に炉内温度が下がるのを待ちます。
温度が400度を切った辺りで、ようやく窯の口切。
口切は日々当たり前に行う作業ですけど、
一歩間違えると大事故に繋がります。
点検を怠らずに常に緊張感を持ってするよう努めなければなりません!
全ての栓を開け、
慎重に扉を開けます。
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やっと晴れた今日の淡路島です。
スッキリ青空ではなかったけど久しぶりの日差しです。
工場での作業も上着無しで汗ばむようになってきました。
空気も春の匂いになってきたような感じです。
最近こんな、もうすぐ春みたいな話題ばっかりな気もしますが、
それだけ春が待ち遠しいということで…。
夕方、商工会のある事業の会に出席するためうずの丘へ。
ここから鳴門海峡を望む夕焼けも綺麗です。
淡路 . . . 本文を読む
真っ赤に火照っております。
ちょっと熱そう・・・。
窯の側で仕上げの乾燥中の鬼瓦。
色んな苦行も乗り越えます。
何十年も風雨に耐えるためには!
この後は窯の中で最後の行が待っています。
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丸なし五三の桐
今日は桐紋について。
桐の葉と花を形象化したものです。
桐の種類は多いのですが、その中の白桐と言われるものが紋章になりました。
聖王の出現を待ってあらわれる端鳥鳳凰のとまる嘉木
といわれ端祥的意義(縁起が良い)に基づく。
丸に五七の桐
平安・鎌倉時代、桐・竹・鳳凰一組の模様が天皇のみに用いられ、
黄櫨染(こうろぜん)の袍に織り込まれていたのが、
のちに桐だ . . . 本文を読む
只今製作中の瓦。
今回は出産祝いの記念品に瓦で名前入りプレートを
プレゼントしたいというご依頼です。
大よそのイメージを聞き、こちらで下絵を起こし
確認していただいた後、制作に入りました。
絵で書くのも難しいですが、それを形にする鬼師はさらに大変…。
細かい模様の為、指先に全神経を集中します。
肩のこりそうな作業が一日続きました。
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窯に入るのを待つ鬼瓦。
並んでいるのはいわゆるレギュラー製品です。
白地(しらじ)屋さんがプレスしたもの。
運ばれてきた白地に吐土をして乾燥中です。
いつも見慣れているはずの光景なんですけど、
整然と並ぶ姿に思わず見とれてしました…。
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