IBUSHI GALLERY 瓦廊

兵庫県伝統的工芸品『淡路鬼瓦』指定窯元 株式会社タツミのブログ

原寸図の講習会。

2008年01月30日 | その他瓦の事
昨日、淡路瓦の組合で若手向けに行われた、
瓦の原寸図作成の講習を受けてきました。
講師の先生が準備してくれた瓦を使って
厚紙に瓦を写しとるという最も基本的な事です。
今でも屋根工事の際、詳細を要する部分は原寸の型紙
を使って打ち合わせるそうです。



あらかじめ用意された瓦は既に
バラバラに切られていて、自社で扱う瓦以外は
どれがどれだかさっぱり分かりません…。



これは何?と何度も聞きながら、全21種類を約2時間かけて
ようやく書き上げる事が出来ました…。



予定では2時間で書いた型を切りとるところまでだったのですが、
皆そこまでは至らず、次回までの宿題という事に。
CADでする前にまずは自分で書いてみる事!と
以前にある先輩に言われたのを思い出しました。
何事も基本から…。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
驚き (立浪 真)
2008-01-30 23:11:31
瓦でもパソコンを使う時代なんですね
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Unknown (瓦廊)
2008-01-31 01:02:56
鬼師の中にはパソコンで図面を書く人もいる時代です。
昔ながらの手法と時代に合った手法、
どっちも大事なことですね!
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Unknown (kokoko1965)
2008-01-31 18:12:47
その通りだと思います。
CADは万能ではないし やっぱり便利な道具の一つだと考えます。 手で 体で 得とくした上で 機械・・・だと思うんですけど。 古いでしょうか?
ぽち。
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Unknown (瓦廊)
2008-01-31 22:17:38
kokoko1965さん

いえいえ、古いなんて思いません!
伝わる手法を理解した上でCADも使えるように…。
先のコメントと被りますが、どっちも大事ですね。
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