IBUSHI GALLERY 瓦廊

兵庫県伝統的工芸品『淡路鬼瓦』指定窯元 株式会社タツミのブログ

京都へ(2)

2008年01月14日 | その他瓦の事
昨日の続き。

午後からは京都市内の寺院見学へ。

朝から雨が降り続いていましたが、午後からは何とかやんでくれました。

最初は西本願寺へ…。
何度か来た事はありますが、改めてそのスケールの大きさには驚きます。
敷地内は世界文化遺産にも登録されており、
重要文化財の御影堂や阿弥陀堂など見所満載でした。

御影堂は現在平成の大修復中。
  ↓
参考HP







続いて平安神宮へ。
明治28年創建、比較的新しいもののようです。
この緑色の瓦は碧瓦(へきがわら)といい、
唐様式の影響を受けた唐三彩用の鉛釉に
銅を発色剤とした瓦だそうです。
朱塗りの柱や碧瓦で平安京の雅やかさを再現しているとのこと。








徳桝先生に一見同じように見えても違うところなど、
屋根の見方、鑑賞のコツを丁寧にご教授いただきました。

携わる者として、良く葺けた屋根がどんなものなのかを
見分けられるようにならなければいけないと。
色んな地方へ出向いて色んな屋根を見ることも
大事な勉強だと感じます。

日帰りだったのでこれで終わってしまったのが残念です。
京都と言えど、ビルなども目立ちますが、
やはり他の都市と比べると和の町です。
‘和’や‘瓦’をもっと知るためにも何度も訪れたい町です。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
西本願寺 (川淵)
2008-01-15 18:33:24
西本願寺の御影堂は屋根工事の見学に行ったことがあります。瓦のデカさと工事のスケールのデカさに驚きの連続でした。
その時の写真がありますので、必要でしたらお渡ししますよ!
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写真 (瓦廊)
2008-01-16 12:48:36
是非見せて欲しいです!
何十年、百何十年?に一度の貴重な時期に見学されたんですねぇ。
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了解しました。 (川淵)
2008-01-17 10:12:28
CD-Rに落して持って行きますね。
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ありがとうございます。 (瓦廊)
2008-01-17 17:38:02
よろしくお願いします!
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