今回修理再焼成と復元をさせて頂く事となった瓦は
鬼瓦、鯱、巴瓦など、多種にわたります。
その一部ですがご紹介します。
一番初めにする作業が洗浄。
苔やセメント、漆喰などを一つずつ丁寧に剥がし、
きれいに流し落としていきます。
古瓦故に慎重に進めていかなければなりません。
現在、修理と復元瓦の制作に取りかかっております。
余談ですが、屋根から降りてきた古瓦を洗っていて
稀にですが目にする事があります。
鬼瓦の中は空洞になっていて、その中に小鳥が巣を
作った形跡が見られる事。
その良し悪しは色々意見が分かれるかもしれませんが…。
小鳥にとっては雨風、外敵から身を守る格好の場と
なっているのかもしれませんね。
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