IBUSHI GALLERY 瓦廊

兵庫県伝統的工芸品『淡路鬼瓦』指定窯元 株式会社タツミのブログ

ここからはじまります。

2009年04月14日 | 鬼瓦、鬼師について
久しぶりに一日雨の淡路島でした。





今日も工房での作業に没頭した鬼師たち。



ところで工房と言えば、ギャラリーを見学されるお客様の中には
製作中の様子を見てみたいと希望される方も多く、
工房へもご案内しています。

職人たちの技術はもちろん、他にも
工房内の様々な道具などにも興味を持たれるようです。
中でもこのビニールに覆われた粘土(板荒地)には
結構皆さんに驚かれます。

この板からこんなものが出来るのか!と。



原土(淡路島の天然土です)を運んできてもらい、
土練機である程度の量の板荒地を出し工房にストック。
作業しやすいように数種類の厚みを常に用意しています。



大きな鬼瓦、小さな飾り瓦…、すべてはこの板荒地から始まります。
ここから鬼師が手を加えていくことによって
特殊な瓦たちが出来上がっているのです!



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4 コメント

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Unknown ()
2009-04-15 08:13:22
こっちも雨
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貴重です!! (Kazu)
2009-04-15 15:26:58
工房を訪れた方は興味津々だと思います^^
粘土の板をこのような芸術品に変えてしまう 瓦の魔術師の魔法。
それを目の当たりにしたら。。(口がポカ~ンと)
経験なのでしょうか? 感覚なのでしょうか? 思い入れなので
しょうか? 技術なのでしょうか?
この魔法は。。
全部ですよね^^
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Unknown (瓦廊)
2009-04-15 21:17:35
>真さん

今日は晴れました
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魔法。 (瓦廊)
2009-04-15 21:30:20
>Kazuさん

瓦の魔術師、さすが面白い表現をされますね!
確かに一般のお客様の中には
目が??になってらっしゃる方も(笑)

やっぱり経験、感覚、思い入れそして技術
全てを兼ね備えているからこそでしょうか。
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