父の本棚にあった「トルストイ民話集」の中に
『小悪魔がパンきれのつぐないをした話』というのを
見つけた。
あの、絵本「パンのかけらと ちいさな悪魔」と
同じ話だ!と思い、読み始める。
と、どうも様子がちがう。。。
絵本では、悪魔は人間と同じ様に描かれていた。
貧乏なきこりからパンを盗んだ事を「罪」とし
その「つぐない」として、
きこりにパンを返し、謝り、仕事を手伝い、
最後には、貧乏なきこりを裕福にしてやる。
そのラストに、感動しつつ、
悪魔って、良い奴なのね。。。?と、淡い疑問を残していた。
けれど、トルストイの話にでてくる悪魔は、やっぱり悪魔だった。
貧乏なきこりからパンを盗んだのに、
そのきこりは
「しょうがねえだ。あれを盗んだやつはきっと
どうしてもあれが必要だったにちげえねえ!!」
と、優しい心で言った。
きこりに悪態をつかせられなかった。そのことに「罪」があった。
悪魔の世界の法律。
天国に追放されたくなかったら、きこりの口から悪態を!
で、きこりに悪の心を芽生えさせるために
小さな悪魔は、小作人になりすましきこりに近づく。
仕事を助け、最後には、きこりは裕福になる。
けど、裕福なきこりの心は、もう悪の気持ちで真っ黒。
小さな悪魔は、上手に「つぐない」をした。んだ。と。
ひとつの民話には、いろんな説があって、
たくさんの学者達が、その研究をしてる。
私もこの民話の研究をしよう。
と、老後の楽しみが一つ増えた。
『小悪魔がパンきれのつぐないをした話』というのを
見つけた。
あの、絵本「パンのかけらと ちいさな悪魔」と
同じ話だ!と思い、読み始める。
と、どうも様子がちがう。。。
絵本では、悪魔は人間と同じ様に描かれていた。
貧乏なきこりからパンを盗んだ事を「罪」とし
その「つぐない」として、
きこりにパンを返し、謝り、仕事を手伝い、
最後には、貧乏なきこりを裕福にしてやる。
そのラストに、感動しつつ、
悪魔って、良い奴なのね。。。?と、淡い疑問を残していた。
けれど、トルストイの話にでてくる悪魔は、やっぱり悪魔だった。
貧乏なきこりからパンを盗んだのに、
そのきこりは
「しょうがねえだ。あれを盗んだやつはきっと
どうしてもあれが必要だったにちげえねえ!!」
と、優しい心で言った。
きこりに悪態をつかせられなかった。そのことに「罪」があった。
悪魔の世界の法律。
天国に追放されたくなかったら、きこりの口から悪態を!
で、きこりに悪の心を芽生えさせるために
小さな悪魔は、小作人になりすましきこりに近づく。
仕事を助け、最後には、きこりは裕福になる。
けど、裕福なきこりの心は、もう悪の気持ちで真っ黒。
小さな悪魔は、上手に「つぐない」をした。んだ。と。
ひとつの民話には、いろんな説があって、
たくさんの学者達が、その研究をしてる。
私もこの民話の研究をしよう。
と、老後の楽しみが一つ増えた。