タツノコメモ

手作りカバンとお人形の制作者メモ◎

ゾンビについて

2022-06-23 10:17:44 | 日記


スーパーの魚売り場にモニターが設置してあって、
そこではいつも「魚の三枚おろしの仕方」の動画が流れている。

魚の頭を切り落とすところから始まる映像をジッと見つめながら
ジョーくんは
「めっちゃ残酷映像やん、これ」と
ちょっと嬉しそうに言っていた。

残酷と思っていなかったところにも
残酷なことはあるもんだ。

二人で見ているyoutubeでも
時々、残酷シーンが現れるので
「見ちゃダメ!」と、言ったりはしているんだけど、
ジョーくんは、何が残酷なのかを確かめたいと言って
見たがる。

確かに。
残酷なことも、綺麗なことも、
匂いも味も、人それぞれ。

今回の赤ちゃん人形たちも、
私は可愛い柄だと思って作ったけれど、
人によってはグロテスク。。。と感じるかも。

残酷といえば、私はゾンビものが好きで
ゾンビが出てくるドラマ・映画、よく見るのだけれど、
「ミッドナイトゴスペル」というアニメのゾンビが出てくる回は、
他のゾンビものとちょっと違った。

大体は、ゾンビが襲ってくる、
逃げて生き残る人間の物語なのだけれど、
そのアニメでは、最後、自分がゾンビになった後の気持ちが語られていた。

ゾンビになった途端、生きていたときの恐怖や
様々な苦しみから解放された気分になったこと。

もう死なない!
病気にもならない!
食べ物の心配もしなくていいし、
学校にも会社にもいかなくていい!

ゾンビがゆっくり歩いているのは、
走る必要がないからだ。
(韓国版のゾンビはめっちゃ早く走ってたけど)

だからみんなもゾンビになりなよ!めっちゃ最高だよ!
という、ちょっとした親切心で
ゾンビは人を襲っていたんだ、という気づき。

そっちからの、そんな見方もあるんだ〜って
お母さんに話したら、
「それはあれだね。
 『お化けにゃ学校も、試験も何にもない!♪』
 ってやつだね」
と、鬼太郎の歌を歌ってくれた。



大ちゃんの新しいメガネ。



色が変わる、エコの部屋。