タツノコメモ

手作りカバンとお人形の制作者メモ◎

きのう、何食べたを、明日、食べる。

2021-10-19 11:19:44 | 日記
夜、寝る前の絵本を3冊読み聞かせして
それでも全然眠たくならない時は
ちょっと静かなドラマを一緒に見る。

ジョーくんは
『きのう、何食べた?』を見ながら、
「明日はこれにしよう!」とか言うので、
その通りにする。
まだ10月だけど、
クリスマスメニューだったり、お正月ぽい献立の日もあった。

西島くんが演じている「シロさん」のことを
周りの登場人物が「この人ゲイで」とか「ゲイだから」とか
言うたびに、
「この人、『ゲイ』じゃなくて『シロさん』やのになあ」て
言ったりしてる。

炊飯器を使わなくなって2年くらい。
はじめは土鍋で炊いて、
ル・クルーゼで炊くようになって、
普通の片手鍋でも、普通に炊けると知ってからは
それが一番手軽で、そうしていたけれど、
最近鍋が足りなくなり
飯盒を購入。



3号炊けるし、
火の調節しなくていいし、
余ったご飯ごと冷蔵庫にしまうときに
とっても便利。





「きのう、何食べた?」を全話見てしまったので
「僕の姉ちゃん」を見はじめた。

こちらも、食べるシーンが必ず出てくるのだけど、
ほとんどがコンビニ弁当かコンビニスイーツかラーメンで
それでもやっぱりジョーくんは
「明日はこれにしよう!」て言う。








人間をだますために言う、事実とは異なる言葉

2021-10-09 20:41:29 | 日記


週2回、公文へジョーくんを連れて行く。
教室の前のほんの小さなスペースで、
待ちながら読書できるのが、
週2回の楽しみでもある。

読書しながら、時々、教室をのぞく。
毎回、必ず一人は
「嫌だ」とか「わからない。。」「終わらない。。」と、
机に突っ伏している子どもがいる。
あるいは、何もせずに無表情で固まっている子。

先週は、そこへお母さんが一人、突撃するようにやってきて
自分の子どもを呼び出した。

「あなた、『宿題やった』ってウソついて!
 車に隠してあるの、見つけたんだからね!
 絶対バレるんだから!
 先生には、宿題やったけど持ってくるの忘れたって
 ウソついたんでしょ!すぐバレるんだからね!」

お母さんは怒っていた。
子どもは、もじもじしていた。

「そんなウソつくんだったら、もうやめる?!やめよっか!?
 もう、やめよ!今すぐ先生にやめるって言うわ!」

お母さんは、本当に、もうやめる、の勢いだった。
子どもが「うん。。」と、やめることに同意するのをみて、
お母さんはさらに怒った。
そして、
「もう!!戻って今日の分と、宿題今からやりますって、先生に言ってきなさい!!」と
子どもを教室に押し戻した。

お母さん、公文やめさせるつもり
なかったんだ。

「今すぐやめる」と言うウソは、すぐにバレて
「公文をやめる」と言う脅しは、子どもにとって、恐怖ではないのだった。

今週も、小学生の男の子がひとり
泣きながら教室から飛び出して、
「ぜんぜんわかんない!」と叫びながら
階段に鉛筆を投げつけた。

鉛筆が、階段を下に転がり落ちる音は、キラン・カラン・コロン♪
男の子が、苦しさを心の外へ撒き散らしたい音にしては
軽やかすぎた。