『 政治では、
人間の身体と同じように、
最も重い病気は
頭部から起こる。 』
…… 小プリニウス ……
<ガイウス・プリニウス・カエキリウス・セクンドゥス(小プリニウス)>
ガイウス・プリニウス・カエキリウス・セクンドゥス(Gaius Plinius Caecilius Secundus, 61年 - 112年)は、帝政ローマの文人、政治家。博物学者、政治家、軍人のガイウス・プリニウス・セクンドゥス(大プリニウス)の甥で、養子。伯父との区別のため小プリニウスと称される。元老院議員としてトラヤヌス帝に対して捧げた賞賛の演説『頌詞』と、書簡集が作品として知られている。タキトゥスとは友人で、彼の求めに応じて伯父が死んだ日の様子を語った書簡が書簡集に含まれており、ヴェスヴィオ火山の噴火の様子を知る貴重な資料となっている。
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