『老子』の言葉 2011-08-20 | TAZUKO多鶴子からの伝言 河や海が 数知れぬ渓流の注ぐところになるのは、 身を低きに置くからである。 その故に 河や海は もろもろの渓流に君臨することができる。 同様に賢者は人の上に立たんと欲すれば 人の下に身を置き 人の前に立たんと欲すれば 人の後ろに身を置く。 かくして、 賢者は人の上に立てども、 人はその重みを感じることなく、 人の前に立てども、 人の心は傷つくことがない。 …… 老子 ……