過ちをおかすことが悪いのではない。
悪いのはその過ちのために
ひまわりのごとく
どんな暗い所にいても
絶えず太陽の方へ伸びてゆく
柔軟にして強靭な
心を失うことだ。
…… セネカ ……
<セネカ[ルキウス・アンナエウス・セネカ]>
(1世紀・古代ローマの政治家・哲学者・思想家・詩人、前4頃~紀元65)
ルキウス・アンナエウス・セネカ( 紀元前1年頃 - 65年4月)は、ローマ帝国のユリウス・クラウディウス朝時代(紀元前27年 - 紀元後68年)の政治家、哲学者、詩人である。
父親の大セネカ(マルクス・アンナエウス・セネカ)と区別するため小セネカとも呼ばれる。第5代ローマ皇帝ネロの幼少期の家庭教師としても知られ、また治世初期にはブレーンとして支えた。ストア派哲学者としても著名で、多くの悲劇・著作を記し、ラテン文学の白銀期を代表する人物と位置付けられる。
*概要 *
セネカの書いた悲劇はイギリス・ルネサンスの時代に英語に翻訳され、エリザベス朝の演劇(シェイクスピア、ベン・ジョンソンほか)に大きな影響を与えた。
セネカの悲劇は10篇が今日に伝わっているが、このうち『オクタウィア』は偽作とされ『オエタ山上のヘルクレス』についても偽作の論争がある。
後世の文筆家はセネカの作品から多くを引用しているが、中でも16世紀の哲学者ミシェル・ド・モンテーニュは『エセー』で、セネカを最も多く引用した一人として知られている。
なんと大洋の美しいことよ!
なんと大空の澄んでいることか!
点のような太陽!
何事が起ころうと
この瞬間
生きていることでたくさんだ。
…… リンドバーグ ……
<チャールズ・リンドバーグ>
(20世紀米国の飛行家、初の大西洋単独無着陸飛行、1902~1974)
参考資料:ウィキペディア