朴大統領支持率、50%割れ=活動自制の野党もジレンマ―韓国
時事通信 5月2日(金)16時28分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140502-00000089-jij-kr
【ソウル時事】韓国南西部・珍島沖で起きた客船「セウォル号」沈没事故で、政府の対応が批判される中、朴槿恵大統領の支持率が下げ止まらない。民間世論調査機関「韓国ギャラップ」の調査では5割を切った。一方、6月4日の統一地方選を1カ月後に控え、最大野党の新政治民主連合も伸び悩み。事故の影響で存在感を発揮できないジレンマに陥っている。
韓国ギャラップが4月28~30日に実施した調査で、大統領支持率は14~17日の調査より11ポイント低下し48%。16日に発生した事故の影響は歴然だ。与党支持率も45%から39%に下落。統一地方選で与党が敗北すれば、大統領の求心力が一層衰えるのは必至で、「政権への審判」が争点になると危機感を強めている。
一方、野党の新政治民主連合も25%から24%に下げた。背景には、国全体が喪に服している状況で、選挙への関心が低く、政治全体への不信が拡大していることがある。新政治民主連合は3月26日に結成したばかりで、本来、政権批判で自らを売り込みたいところだが、矛先は鈍り気味。「事故を政争に利用している」と批判されかねないためだ。
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