福沢諭吉の言葉、「天は自ら助くる者を助く」。
薄氷の平和とは、日米安全保障条約が機能して、日米同盟が存在する状態で、
北朝鮮、中国、韓国などの介入がない時点を指す、平和とは特亜が主導権を握っている状態では
日本は危ういし、日本国民の生命は危うい。
北朝鮮問題の解決は、時点で台湾危機を招来するという見方が一般的である。
日本国内に目を移せば、イージシス・アショアや島嶼防衛用ミサイルに野党が反対、
メデイアも専守防衛を逸脱、憲法違反だと騒乱の渦中にある。はて? 安倍政権は
憲法9条改正で、自衛隊を明記できるか?
日本国憲法は、日本国民の生命を守る事に違憲と言うか?
北朝鮮の配備するミサイルは、射程が長く、日本の自衛隊航空機は撃墜される。
果たして、専守防衛とは、自衛隊員の無尽蔵な消耗を良き事と認識するのか?
艦船も同じで、離島にミサイルを設置されれば、近づく事さえできなくなる。
島嶼防衛用ミサイルの射程を延ばすことは、自衛隊員の生命も守る事になる。
野党は、自衛隊員の命も、鴻毛の軽きと、断定するのか?
畢竟、日本国民の命を軽んじる政党に、日本の防衛を語る資格がありや、なしや?
衆議院選挙の結果は、安倍政権の信任、自民党の議席確保と言う結論であったが、
今日今日、日本の選挙民の選択は、正しい事が認識された。(悲しいかな、まともな野党は存在しない)
平昌五輪は、開催されるか?
韓国外相の来日は、日本政府首脳の日韓慰安婦合意に対する不信感を顕にさせた。
立憲民主党枝野代表は、「専守防衛に巡航ミサイルは過剰」と表明した。
いや、北朝鮮は核戦争を示唆しているのだから、核保持は専守防衛の範疇である。
ミサイル如きでどうのこうのと言うのは、周回遅れの議論である。
2017.12.23 09:00更新
【WEB編集委員のつぶやき】
薄氷の平和の日本 2018年に贈る言葉は「天は自ら助くる者を助く」だ
http://www.sankei.com/world/news/171223/wor1712230010-n1.html
2017年も残り1週間余り。日本の平和が薄氷の上にあることを強く感じる昨今だ。去年の今ごろ書いた当コラムを一部抜粋する。
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中国海軍の空母「遼寧(りょうねい)」が12月25日、沖縄県の宮古海峡を太平洋に向けて初めて通過した。日本の防衛省は能力誇示を狙ったものと分析した。10日には戦闘機など中国軍機6機が沖縄本島と宮古島の間の公海上空を通過、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した。11月25日にも6機が同空域を通過した。(2016・12・26掲載)
× ×
そして今年。
防衛省統合幕僚監部は12月18日、中国軍のスホイ30戦闘機など計5機が東シナ海から対馬海峡を通過し日本海を往復飛行したのを確認したと発表した。航空自衛隊の戦闘機がスクランブルした。中国軍の戦闘機が対馬海峡を通過したのは初めて。
台湾とフィリピンの間のバシー海峡から飛来した中国軍のY8電子戦機が沖縄本島と宮古島間の上空を抜け、中国本土方面へ飛び去ったのも確認された。
2016年には「中国海軍の空母『遼寧』が、沖縄県の宮古海峡を太平洋に向けて初めて通過」し、2017年には「初めて中国軍の戦闘機が対馬海峡を通過」と、中国の実力行使がエスカレートしている。2018年も「初めて~」という記事を見るのは必至なのだ。
中国の報道官は同日、「日本海は日本の海ではない」と言い放った。
産経新聞(19日付1面)によると今回の動向について織田邦男元空将は「自衛隊の日本海での対応はロシアと北朝鮮に限られてきたが、今後は中国への対応も必要だ」と述べ、狙いについて「(小笠原諸島やグアムなどを結ぶ)第2列島線までの制海権、制空権の掌握をにらみ、戦闘行動半径を広げる狙いがある」と指摘。訓練は北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐり朝鮮半島周辺で軍事演習を活発化させている米韓に対抗し、米国の先制攻撃を牽制する狙いもあると解説した。
これが中国だ。北朝鮮に耳目が集まる一方、自国の「核心的利益」拡大へ少しも手を緩めてはいない。
北朝鮮は11月29日、弾道ミサイル1発を発射した。これは新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」で「米本土全域を攻撃できる」「超大型の重量級核弾頭を搭載可能」な性能を手に入れた。
日本も無関係では無い。ミサイルは青森県西方約250キロの排他的経済水域(EEZ)内に落下したが、北の「攻撃」はミサイルだけではない。相次いだ北朝鮮籍とみられる木造船の漂着では、工作員などの潜入を否定する材料はない。警察、海上保安庁だけでは手に負えず「自衛隊の連携」も考えなければならない事態だ。
米国のトランプ大統領は18日、「国家安全保障戦略」を公表した。戦略の大方針の一つは「力による平和の維持だ」と述べたうえで、北朝鮮の金正恩体制を「米国や同盟諸国を脅かすならず者国家」と非難、「金体制が世界を脅迫できぬよう、同盟諸国とともに非核化に向けあらゆる措置を講じる」と強調した。
面倒なのはお隣、韓国である。
河野太郎外相は19日韓国の康京和外相と会談した。河野氏は慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を盛り込んだ一昨年末の日韓合意について「着実に実施されることが重要だ」と繰り返し述べ、完全な履行を強く求めた。康氏は自身の下に設置した作業部会で進める合意成立経緯の検証について説明したという。
世界中に気味の悪い像をばらまいておきながら「検証」とは片腹痛い。「検証は勝手だが合意はチャラにできない」と外務省幹部が突き放すのは至極当たり前だ。文在寅政権は日韓合意について「国民感情から受け入れられない」との立場を崩さず、「親中・親北」「反日」姿勢は少しも変わらない。
かくして年末の風景を切り取ると背筋が寒くなる。
そして日本。自民党憲法改正推進本部(細田博之本部長)は20日、改憲関する「論点取りまとめ」を了承した。「自衛隊」に関しては、(1)9条1、2項を維持した上で、自衛隊を憲法に明記(2)戦力不保持を定めた9条2項を削除し、自衛隊の目的・性格をより明確化させる案の両論を併記した。だが、条文案策定に向けた具体的日程は示されず自民の“本気度”に疑問が残る。
細田氏は、「来年に向け党内意見を集約しなければならない」と話したが、「有事」が起こってからでは遅い。悠長過ぎやしないか。
日本の平和は「日米安保」が基軸なのは変わらない。しかし平和憲法を念じているだけでは崩壊する。
小野寺五典防衛相は8日、戦闘機用の長距離巡航ミサイル導入に向けた関連予算を平成30年度予算案に計上する方針を発表した。さらに政府は19日の閣議で、地上配備型の弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」を2基、自衛隊に導入する方針を決定した。「現実」が憲法をどんどん追い越していく。これらの理論的根拠となる「憲法9条への自衛隊明記」は一刻を争う命題だ。
2018年の日本に言葉を贈るとすれば「天は自ら助くる者を助く」だ。
(WEB編集チーム 黒沢通)
立憲民主党 枝野幸男代表が巡航ミサイル導入に反対「専守防衛に巡航ミサイルは過剰」
2017/12/16
https://news-judge.com/3793.html
1:名無し募集中:NGNG
立憲民主党の枝野幸男代表は16日、長距離巡航ミサイルの導入関連費用を2018年度予算案に計上する政府の方針に関し、来年の通常国会で争点化し、追及する考えを示した。
仙台市で記者団に「専守防衛に徹し領土、領海を守るという観点から、過剰ではないかと強い疑問を持たざるを得ない。大きな争点にしていかねばならない」と述べた。
これに先立つ講演では、安倍晋三首相の政権運営を巡り「選挙に勝ったから何をやってもいいと思っている。国民の政治離れを招いている」と批判した。
http://www.sankei.com/politics/news/171216/plt1712160019-n1.html
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