テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

錦織ストレート勝ち、先が楽しみ

2014-11-10 09:35:33 | いろいろスポーツ
ATPツアーファイナルの初戦で、錦織圭がアンディ・マリーを6-4、6-4で破るところを見た。ダブルフォールトを第1セット5回、第2セット3回もやって、よく勝てなあとびっくり。松岡修造さんは2ゲーム分のポイントを失った、と解説していた。

試合後、錦織はサーブが入り始めて、ストロークにリズムが出たと振り返っていた。

マリーはこれまで0勝3敗の相手。しかも1セットも奪ったことがないという。錦織は、すこし苦手感があったが、今年は自分のレベルが違う、新しい自分だと思って戦い、勝利をもぎ取れたと喜んだ。

ロンドンでの開催で、早寝のテレビじじいには厳しい時間帯になりそうだけど、しばらくこの大会楽しめそうだ。


錦織が最終戦出場決めた、その場面見逃すぼけ

2014-11-01 10:49:09 | いろいろスポーツ
テレビじじいが録画ぼけやらかして、錦織圭のツアー最終戦出場権獲得の瞬間を見損ねてしまった。

NHKテレビ朝のニュースで、パリ・マスターズ準々決勝のダビド・フェレール戦が試合中だと知った。第1セットを取られ、第2セットはリードしているという。さっそくGAORAを見る。生中継をやっている。

そこで待てよ。録画して、朝メシを済ませてからじっくり観戦しよう。

で、食後、追いかけ視聴というのをした。敗着だった。

第2セットはタイブレークに。0-4だったかな、そこから逆転して最終セットへ。

錦織は先にブレークしたのに、すぐにブレークバックされた。錦織頑張れ。というあたりでなんと録画終了!。放送は続いているのだけれど、他の番組枠なので録画は終わってしまったのだ。NHKなどちゃんと追いかけて録画してくれることが多いんだけどなあ。

あわてて現在進行中の番組を見た。錦織が勝ったらしい。インタビューを受けている。次はノバク・ジョコビッチと準決勝。最終戦への抱負より、まずジョコビッチ戦で頑張ると言っていたようだ。

いちばんいいところを見逃してしまった。

昨日の将棋竜王戦第2局のNHK衛星放送。森内俊之竜王が糸谷哲郎七段に2連敗の投了場面を生中継でみごと映しだした。そのあとの両棋士へのインタビューも。

ところが困った。午後4時から6時までの放送なのに、終局は4時20分ごろ。早すぎる。時間が大幅に余ってしまった。阿久津主税八段と中村桃子女流初段が詳しく解説したようだが(すみません、見ませんでした)、大変だったろうな。







競馬予想TV!がダービー終了後に再放送するんだって

2014-06-01 10:47:12 | いろいろスポーツ
テレビじじいの好きなテレビ番組「競馬予想TV!」が面白い試みをする。

ダービー予想一色の番組をレース後の午後6時からも再放送するというのだ。

競馬の最大の楽しみは予想することにある、が売りの番組がどうして。

テレビじじいの一番の楽しみは、前週のおさらいコーナー。2番人気、1番人気、3番人気で決まったオークスでは、5人の予想家のうち1人も馬券を取れなかった。それを高みの見物している。われながら人が悪くできている、とは思うものの面白いんだからしょうがない。

レース後の再放送は、そんなニーズに応えたのか。

今季、番組回収率は54%と低空飛行をしている。やぶれかぶれになったのかな。

さて6月。待望のワールドカップサッカーだ。で、ダービーはワールドのつく2頭に、ちょっと訛るけどワーリドの入った1頭を加える。えっ、カップがない? 困った。京都新聞杯の勝ち馬も候補にしよう。杯=カップだものね。


世界卓球、平野早矢香の大逆転

2014-05-05 09:52:33 | いろいろスポーツ
前日の流れで、世界卓球女子団体準決勝を見逃すわけにはいかない。日本3-1香港を堪能した。特に1-1で迎えた第3試合の平野早矢香の逆転勝ちだ。呉穎嵐に2ゲームを連取された上、第3ゲーム4-9とストレート負けの危機に陥った。

そこからの巻き返し。どこがどう変わったのか分からなかったが、12-10で取ってしまった。平野は勢いづき、続く2ゲームを連取し、日本に貴重な1勝をもたらした。

昔々の21点先取のセット制と比べ、いったん流れが変わると、極端に振れる。勝負が速い。

第4試合の石川佳純も李皓晴にゲームカウント1-2とリードを許す苦しい展開となったが、競り合いを勝ち抜いた。

31年ぶりの決勝進出だが、相手は断然強い中国。この大会でも1試合も落としていないようだ。テレビじじいは、壁は高すぎると思う。地元の声援を受ける優位をなんとか活かしてほしいものだ。


卓球女子準決勝進出のテレビ東京アナに感心

2014-05-04 00:25:46 | いろいろスポーツ
卓球の世界選手権女子団体準々決勝日本3-2オランダは思いがけずいい試合だった。

テレビじじいは、この大会を全く見ていなかった。時間が長そうで付き合いきれないと思ったからだ。サッカーもあるし、プロ野球もあるし…。ところが、

NHKのスポーツニュースで、2-2で今、5試合目をやっているというではないか。ちょっと見る気になって、テレビ東京へ。石川佳純がエーラントから2ゲーム連取した後、2ゲーム落として最終ゲームへ。

出だし0-3と石川がリードされて、日本はたまらずタイムアウト。泣きそうな石川の顔が映しだされた。左頬を自分で叩いて気を取り直す。

5-5で追いつき、以後リードを許さなかった。9-6にした場面。相手のロビングに強打を繰り返し、最後は「ナイスシュート」と解説の樋浦令子さんから声がかかった。サッカーでのナイスシュートの意味なのか、野球のシュートみたいに曲がったからなのか。無知で申し訳けないんだけれど、

「(ボールは)相手から逃げた。メダルが近づいた」というアナウンスには感心した。途中、テンションが高すぎて好きでなかったのだけど、とっさのセリフとしては相当な水準だと思った。ごめん名前が分からない。

ハープスターの桜花賞、岡部幸雄さんの解説、ミスターシービー

2014-04-13 17:18:00 | いろいろスポーツ
桜花賞で単勝1.2倍の圧倒的1番人気のハープスターが勝って、みんなハッピー。最後方からいつもどおり17頭をぶっこ抜いたところがゴールだった。

フジテレビ解説の岡部幸雄さんがニコニコ顔で「自分が騎手だったらとてもこんなレースできない」と話している。1983年の三冠馬ミスターシービーを思い出した。吉永正人騎手を背にいつも後方一気の競馬で、ハープスターに何やら似ているではないか。

翌年、岡部騎手でシンボリルドルフも三冠馬になった。シービーと対照的に自在型。安心感の持てるレースぶりだった。

直接対決はルドルフが一枚も二枚も上だった記憶がある。30年たったんだ。ハープスターはどこかで最後方強襲の戦法を変えないと、強烈な記憶を残しても記録では物足りない、なんてことが起こるのではないか。テレビじじいの心配し過ぎかな。

ジャスタウェイ、ジェンティルドンナがドバイすかっと勝利

2014-03-30 11:08:35 | いろいろスポーツ
ジャスタウェイがドバイデューティフリー圧勝、ジェンティルドンナがドバイシーマクラシックで前がふさがってもケタ違いの優勝。すかっとした。

好試合に水をさしてしまうが、センバツ新庄1-1桐生第一の延長15回再試合と、JリーグC大阪0-0新潟を昼にナマと録画で観戦して、なんとか決着つけてくれ!状態だったからだ。

テレビじじいのみたところ、C大阪より、大宮にゴールの匂いがするシュートが多かった。ディエゴ・フォルランへの長いパスを大宮がほとんどカットしてしまう。狙われているのか、フォルランの位置取りに問題があるのか。大宮の2トップに入った鈴木武蔵の動きはスピードがあって、勝負する意欲を見せて、よかったなあ。

桐生第一も延長で押しているシーンが多かったが…。決めきれなかった。

えっ、鈴木って桐生第一の出身だって。この日は決めきれないめぐり合わせだったのか。

新庄は新庄で、昨夏の広島大会決勝で延長再試合を経験しているそうだ。DNAなのかな。

さてジャスタウェイ。父のハーツクライが4歳秋の有馬記念でディープインパクトを破り、5歳のドバイでシーマクラシックに勝ったのとそっくりの道を歩むことになった。4歳秋の天皇賞で勝って5歳でドバイのG1制覇だ。古馬になってからの急成長。これは明らかにDNAだ。

角野を東京で勝たせたいほどの大雪

2014-02-08 22:23:37 | いろいろスポーツ
17歳角野友基を追って、スノーボード男子スロープスタイル観戦2日目。分かるはずはないが、勝負としては面白い見ものだと分かった。

青空、輝く太陽、遠くの白い山。そこに色とりどりのボード、服をつけた選手が舞う。いっそのこと冬季オリンピックも招致したら、と思わせる大雪に見舞われた東京から別天地の美しさを見た。

角野は準決勝からギリギリで滑りこみ。決勝2回目は行けた!と思ったのだが、乱れがあったらしい。8位入賞。

1発当たれば、優勝した米のセージ・コッツェンバーグのように、いわば敗者復活戦の準決勝から一気に勝つ選手も出てくる。「危険だ」とまで選手が声を上げたコースで、まともに滑り通した選手が少ないという印象だったが、なんせテレビじじいは観戦2日目。書けば書くほどボロが出そうなので、角野よ東京冬季五輪があるかも…頑張れとエールを送って、これでおしまい。

フジテレビ KO TBSテレビ

2013-12-07 11:00:00 | いろいろスポーツ
トリプル世界戦なのに、ダウンもないのか、と不平タラタラで見た3日のTBSテレビ。何回かTBS=亀田家興行については不満を書いてきたし、文句はいっても結局見ているではないかとの内なる声もあり、テレビじじいは今回は書くのを見送っていた。

でも、6日フジテレビのトリプル戦中継を見て、やっぱりこれでなくてはと思った。

井上尚弥はプロ転向5戦目で、東洋太平洋ライトフライ級王座をTKOで手にした。

かませ犬に手こずった金メダリスト村田諒太の2戦目。本人も試合後に言っていたとおり不満は残ったが、なんてったってTKO勝ちでフィニッシュした。

WBCフライ級タイトルマッチの八重樫東は、指名挑戦者の難敵をスピードで圧倒し判定勝ち。正真正銘のランキング1位を相手に、ダウンはなかったけれど、見ていて気持ちのいい試合だった。

TBSトリプルの方は、IBF世界ミニマム級王者高山勝成がいい試合をしたと思うけど、亀田兄弟の消極戦法はどうも合わない。亀田大毅―リボリオ・ソリス戦は、試合終了後アナウンサーに問われても、解説者は奥歯にものが挟まったようではっきりしないし、リングアナウンサーが採点表を1人分読み上げたところで、一時中断するし、その後アナウンスされた点数と新聞掲載の点数に食い違いがあるようだし…ソリスの体重超過から始まって、大毅の王座は負けても維持なのか失冠なのか、ゴタゴタもうさんくさい。

トリプル戦中継では、魅力的な新鋭を擁したフジテレビがTBSテレビをKOした。両方見てしまうテレビじじいのようなファンも多いだろうから、視聴率は知らないけれど。

浅田真央よりも高橋大輔よりもファイティング原田を堪能

2013-11-09 23:29:56 | いろいろスポーツ
きのうは将棋竜王戦第3局のことを書いたけど、NHK杯フィギュアのショートプログラムで高橋大輔と浅田真央がリードするところも楽しんだ。でも、ほんとは51年前のボクシング試合が一番面白かった。テレビじじいだからしょうがないよな。

1962年10月10日、ファイティング原田がポーン・キングピッチを破りフライ級の世界王者になった。「ダイヤモンドグローブ黄金伝説 タイトルマッチ名勝負特選」というフジテレビONEの番組で見た。

その昔、ファイティング原田はパンチがないからと、テレビじじいのひいきではなかった。それがある試合で、パンチを雨あられと繰り出してとうとうKOし、大番狂わせを演じた。半世紀たっても記憶に残る試合となった。

てっきりエデル・ジョフレかジョー・メデルが相手だと思い込んでいた。

ところが、今年初め、百田尚樹著『「黄金のバンタム」を破った男』を読んだら、ジョフレもメデルもKOはしていなかった。それで当時のテレビ番組で確かめたかった。

原田が記憶通りの猛ラッシュで攻めまくっている。キングピッチ戦だったのか。疑問解決。

試合直後のインタビュー。19歳、日本選手2人目の世界チャンピオンがしっかりと受け答えをしている。

「パンチがないパンチがないと言われたけれど、(右手をアナウンサーに見せながら)右の小指が血が出ていますね。気にして右が出なかった。会長さんに完全に休ませてもらって、治療いっぽんにやっていた。それで右が出るようになった」。

痛めていた右の拳が治療で良化していたということらしい。このインタビューはテレビじじいの記憶になかった。パンチの疑問解決!





金メダルなしでもスカッと女子柔道

2013-09-01 08:00:03 | いろいろスポーツ
あっという間に勝負を決めてみせました。日本女子、最後の最後に!

この2日間、日本選手の負ける姿ばかり見せられてしまったリオデジャネイロの柔道世界選手権、テレビじじいは、フジテレビの放送が叫ぶとおりに、最後の最後にいい気分。

22年ぶり、バルセロナ大会以来だという金メダルなしの日本女子。3位決定戦でもいいではないか。78キロ超級の田知本愛はボスニア・ヘルツェゴビナの選手をあっという間に「秒殺」(放送席)した。

不祥事が続いた柔道界。とくに女子は渦中に巻き込まれた。金メダルなしの成績に、それみたことかと、パワハラ組がよみがえることのないように。

女子63キロ級、おっそろしい絞め技連発、柔道日本のメダル途絶える

2013-08-30 05:44:01 | いろいろスポーツ
世界柔道選手権は4日目、朝5時前に日本選手はすべて敗退、連続メダル獲得が途絶えた。

女子63キロ級準決勝で、阿部香菜を破ったイスラエルのゲルビの絞め技はおっそろしい。投げた後、寝技に入ってすぐ、道着の裾で相手の首を巻いて絞める。

阿部はたまらず、参った。

決勝戦も同じ技。参ったをしたように見えたが、はっきりしなかったのだろう。相手を絞め落とした。

おい、大丈夫かい。ボクシングのように、完全に落ちる前にレフェリーストップでTKOというようなやり方は、柔道にはないのかな。

大きな大会をテレビ観戦するだけという不まじめ柔道ファンのテレビじじいだが、絞め技連発というのは初めて見た。関節技よりもっと凄みがある。震え上がってしまった。

柔道男子の3日連続金を楽しむ

2013-08-29 06:01:14 | いろいろスポーツ
世界柔道選手権は、男子が初日から3日連続で金メダルを獲得。テレビじじいは3日目にして初めて放送枠内で優勝の瞬間を見られて、いい気分になった。

男子73キロ級。初出場の大野将平は、内股のキレをみせた。それと、相手に圧力をかけてじりじり進み、指導4回での反則勝ちを2回もやってみせ、勝ち上がってきた。決勝はフランスのルグランに何もさせず、危なげなく内股で討ち取った。

強い。

2016年のリオデジャネイロ五輪は同じ会場でやるんだと思うけど、オリンピックとなると独特の精神的重圧がかかってくる。惨敗したロンドンの後だけに、ぎゅっとおさえこまれたような。跳ね返す強い心って作れるのだろうか。

と思ったところでテレビじじいはふっと気がついた。

サッカーのワールドカップが来年ブラジルで開催されるのとごっちゃになってしまうが、オリンピックはまだずいぶん先だった。

反則だ反則だと言っているうちに放送終了 海老沼66キロ級優勝

2013-08-28 06:01:34 | いろいろスポーツ
判定取り消し、旗の上げ直し…ロンドンオリンピックでさんざ判定に苦労した海老沼匡の柔道世界選手権男子66キロ級決勝戦、解説が反則だ反則だと主張しているところでフジテレビは放送終了。CMに。

めざましテレビが始まると、

優勝しました。

てっきり、反則勝ちかと思ったら、すぐ、内股だか大内刈りだかで一本取ったところが映しだされた。

今回から、立ち技から直接かけるのが禁止されたという脇固め?で左腕を傷めつけられ、カザフスタンのムカノヴになんの罰も付けられないまま試合再開。もう一度同じ技をかけられたところで放送終了だった。

腕を決められて相当痛そうだったので、このままでは負けるのだろう、と思っていた直後の一本勝ちだった。

畳の上にいるのは主審だけとなり、残りはビデオを見守るやり方になったが、灰色判定は払拭できていないようだ。