テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

浦和「勝ちに等しい」引き分け

2017-09-27 23:28:05 | サッカー
アジアチャンピオンズリーグ準決勝第1戦上海1ー1浦和が終わった瞬間、日テレ24放送席の田辺研一郎アナウンサーが「勝ちに等しい引き分け」と叫んだ。
アウェーゴール1点が大きいという。
大逆転ばかりで勝ち上がってきた浦和が今度はいい状況でホームの試合に臨める。

わずかな隙を狙われてフッキにすごいミドルを決められてしまったけれど、ゴールキーパー西川周作の目立つ試合だった。

腹で止め、横っ跳びして手ではじき、頭上を越されそうなボールを下がりながら跳び上がってなんとか防ぎ‥オスカルのフリーキック、逆を取られてもポストが守ってくれた。

大腿筋の痛みで欠場していた柏木陽介が復帰し「苦手な右足だったけれど」同点ゴールを決めたのも大きかった。

気力だな 日馬富士の大逆転優勝

2017-09-24 18:44:00 | 大相撲
みーんな休場しちゃった秋風場所。一人横綱の日馬富士が3日目から平幕に3連敗して黒星先行。
まさか千秋楽まで相撲を取って、一時の3差を逆転して優勝するとは。ほんとに今年は大逆転の年だ。
優勝決定戦を待つ間に、日馬富士は十両の照剛を呼んで立ち合いのけいこ。
ふつうは付け人が相手するんだそうで、異例。
豪栄道に備えて、小柄な照剛を相手に低い立ち合いを練習したのだろうと放送席。主催NHKみたいな大相撲だから、いい場面を映し出すもんだ。
そのとおりの相撲で優勝。
インタビューでそのことを聞かれると、
「照剛をテレビに出してやろうと」と周到な準備ぶりをユーモラスに、はぐらかした。
役者が違った。
最後は盛り上がったけれど、北の富士さんが、協会はケガをしない体づくりとけいこを迫られる、と締めて千秋楽!


工藤監督Vに言葉詰まらす

2017-09-16 18:22:22 | 野球
9.16パ・リーグ最速優勝を決めたソフトバンク7ー3西武をNHKbsで。

7ー1でリードの九回裏、抑えのサファテが出てきた。普段なら呼ばれない場面。胴上げ投手に指名されたのだ。

サファテは緊張するとマウンドを歩き回ると小早川毅彦さん。なあるほど。

ピリッとせず、2失点した。楽な場面だと思うのはテレビじじいのような外野席だけ。優勝って重いんだなあ。

工藤監督は現役時代、西武投手として何度も優勝を味わっただろう球場で、ソフトバンク監督として胴上げされた。

7度宙に舞った。

次はサファテ。MVP級の働きでしたからね、と放送席。

次の長谷川選手会長までで胴上げはおしまい。

「ほっとしている。1年前はリーグ優勝できず、クライマックスで負けてからこのことだけを思ってやってきた」と言ったところで、こみ上げるものがあって一瞬言葉を詰まらせた。

こんなに早く優勝を決めた監督の反応としては意外だった。

おととしの秋あたりには、テレビじじいも当分ソフトバンクの天下が続くと思っていた。だから、昨季はキツネにつままれた感じもしていた。そうか、巻き返した工藤監督の感激は当たり前のことなんだ、と思い直した。


浦和が大逆転で準決勝へ

2017-09-13 23:18:55 | サッカー
アジアチャンピオンズリーグ準々決勝で浦和が川崎を大逆転して準決勝に進んだ。2017年はあのスーパーボウルから稀勢の里の横綱昇進優勝と続いて、大逆転びっくりイヤーだ。浦和がそれに続こうとしている。NFLは新シーズンが開幕しペイトリオッツは黒星スタート、稀勢の里は休場が続いてツキは変わったと思っていたんだけれど。

決勝トーナメント初戦でチェジュにアウェー0ー2で戻ってきて、ホーム延長戦の末、3ー0として大逆転劇で準々決勝進出。槙野智章が追いかけまわされる大乱戦だったっけ。

川崎とのアウェー第1レグで1ー3で敗れたうえ第2レグは前半19分に川崎に先取点を許した。

浦和は3点取っても延長戦の大ピンチだった。

興梠慎三がまず1点返した3分後の前半38分、流れが変わった。川崎・車屋紳太郎の1発レッドだ。興梠の顔にスパイクの裏が入ってしまった。

後半は、コーナーキックに次ぐコーナーキックの嵐。川崎は守勢一方に。

後半41分、高木俊幸のループシュートが決勝点となって、この試合4ー1、トータル5ー4で浦和が勝った。「正直、100パーセントあのシュートを狙ったとは言えません」謙遜していたけれど、すごいゴールだった。

NHKニュース9が「とてつもない大逆転劇でした」と伝えるほどだった。

開幕戦ペイトリオッツ破り、新星ハント誕生

2017-09-08 14:40:43 | NFL
NFL開幕はチーフス42-27ペイトリオッツ。新スター誕生の瞬間を見た。

チーフスの新人RBカリーム・ハントだ。

トレド大時代、856回のキャリーでファンブルロスト0回だというハントが開幕戦スターターとなり、なんと最初のボールキャリーでファンブル、攻撃権を奪われた。

めげなかった。

ランで148ヤード、レシーブで98ヤード獲得。それより何よりもタッチダウン3回だ。

チーフスの逆転勝ちに大貢献した。


ここ数年気にかかっているQBアレックス・スミスも4TDを投げてレーティングは148.6だとか。すごいスタートダッシュだ。