サッカーは点を取らなければ勝てない。スコアレスドローでは、運任せのPK戦になってしまう。8強進出を目指したパラグアイ戦レギュレーションの後半最後のところで、岡田監督が阿部を下げ、中村憲剛を入れて、攻めのゴーサイン。しばらく日本の攻勢が続いたところでゴールが生まれなかったのが、惜しかった。4-2-3-1だと、放送席は言っていたが、これはデンマーク戦で採用してうまくいかず、冒頭10分で修正したシステムだと思う。岡田監督は賭に出て、半分だけ勝った。ゴールは奪えなかったが、攻めの態勢にしても延長戦が終わるまで失点もしなかったわけだから。
金田解説は「世界に通じないとして、変えざるを得なかったシステムで、選手は結果を出せ」と、選手の意地に期待していた。わかりやすかった。
試合後、長谷部の談話。「ほとんどの選手がJリーグでプレーしている。そちらにも応援を」という。ブンデスリーグにいっているのを忘れて、あれっ、長谷部ってレッズだったんだと一瞬勘違いしてしまった。ピッチでキャプテンマークを付けていた男の心遣い、なかなかのものだった。日本敗退。虚脱の中で、ちょっといところを見せてもらった。
金田解説は「世界に通じないとして、変えざるを得なかったシステムで、選手は結果を出せ」と、選手の意地に期待していた。わかりやすかった。
試合後、長谷部の談話。「ほとんどの選手がJリーグでプレーしている。そちらにも応援を」という。ブンデスリーグにいっているのを忘れて、あれっ、長谷部ってレッズだったんだと一瞬勘違いしてしまった。ピッチでキャプテンマークを付けていた男の心遣い、なかなかのものだった。日本敗退。虚脱の中で、ちょっといところを見せてもらった。