阪神－中日戦、かわいそうな場内アナウンス

Jリーグや将棋銀河戦羽生名人の受けきり勝ちなどをさまよって…なに、まだ阪神－中日戦やってるの？

１０時半の男を演じてしまった。

十回表、藤川が抑えたところで、聞こえてきた場内アナウンス。お呼び出しをいたします。愛知県刈谷市の●●様。１号門へいらしてください。

今季最多の４万６千なんぼの観客のうちには、はるばる愛知から中日の応援にきたファンもいたんだ。でも、家に帰るには限界だもな、と推測した。

それから５０分、今季最長の５時間２５分の試合は十二回５－５の引き分けに。●●様は、十二回表無死満塁の中日の好機はラジオで聞いたのかな。安打、ボーク、敬遠、野選、絶対中日の勝ちだと思っただろうな。まさか安藤が無得点でしのぐなんて。

そのシーン、のうのうとテレビ観戦させてもらいました。●●様ごめんね。

深浦王位、観戦３日目は敗戦

王座戦挑戦者決定戦の深浦王位－藤井九段戦の終盤をネットで観戦。藤井九段の攻めが炸裂して、羽生王座への挑戦権を獲得した。

王位戦第２局、銀河戦に続いて、３日連続で深浦勝ちを見るなんていうのもおもしろいと思ったのだが、世の中そんな甘くはなかった。

阪神か中日か、悩ましい

広島が巨人を５－１でリードする展開。安心してよそのチャンネルに浮気していたら。なんだこれは。８－５でリードされているではないか。

今夜のナイター４試合の九回は、抑えがすんなり活躍して平穏だった。平穏なりに考えた。阪神－中日は、いったいどちらを応援したらいいのだろう。目標は、巨人の優勝阻止。阪神は高校野球で甲子園を明け渡すと、毎年のように失速する。中日は投手陣がいい。いまから中日に肩入れするのか、現実に巨人の上にいる阪神を応援するのか。

「あと１球」と、素直に声を張り上げられる人たちがうらやましい。

深浦王位の勝利を連夜観戦

別に深浦ファンではないのだが、昨夜の王位戦第２局に続いて、今夜は銀河戦の三浦八段戦を観戦した。

「さあ、大盤でやってみましょう」と、率先して画面を切り替えさせる鈴木八段の丁寧な解説はありがたかった。深浦王位が重厚に受けきったというところらしい。

昨夜は、将棋の後、巨人－中日戦にまわって、坂本のサヨナラ本塁打を見るハメになった。今夜は岩瀬が最後をきっちり抑えて、めでたし。さっと引きあげる原監督がちらり。印象が強い映像だった。

あれっ 王位戦どっちが勝ったの？

王位戦第２局、３０秒更新で盤面をウォッチング。深浦王位が勝ってタイにするのだろうなと思っていた。

ところが、ある時点で、後手勝ちと出てびっくり仰天した。１２０手目△７一玉で広瀬挑戦者が勝ったというのだが、さっきまで盤面はもっともっと先まで行っていたはず。

テレビじじいの勘違いか、送る側のミスか。訳のわからん心境だ。

高校野球は九回裏から 関東一逆転で東東京代表

野球はツーダンからっていうけど、高校野球は九回裏からだな。

東東京大会決勝。修徳が５－３でリードして、九回裏関東一の攻撃。放送席は、七、八回に関東一が得点して２点差に迫ったのは大きい。何が起こるかわからないという意味のコメント。その通り。あっという間の逆転サヨナラとなった。

連打で無死一、二塁。ここで放送席はまず同点を狙うバントを推奨したが、米澤監督は強攻策。２点２塁打がでて同点（走者は三塁進塁）。連続死球で満塁になって、四番バッターがさよなら中前打。無死のまま、東大会優勝を決めてしまった。

エースの脚がつるなど、修徳に不利はあったけれど、何が何だかわからないうちの敗戦だったろう。

大相撲観戦 ささいな失敗

午後６時１０分からの大相撲名古屋場所千秋楽のダイジェストを見ようとテレビをつけたら、ニュースをやっていて白鵬の３場所連続全勝優勝を伝えていた。見れば、 把瑠都との取組はなかなか力の入った好一番ではないか。ささいな失敗だった。ダイジェスト番組を時間ぴったりに見始めれば、白鵬白星を知ることなしに、この勝負を見られたはずだった。生放送に近いスリルを味わえたことだろう。

把瑠都がまわしのいいところを取って、天才発揮だ！というところまで行ったのに、白鵬に投げ飛ばされてしまう。櫓投げ気味に脚を使って相手の抵抗を奪う。白鵬は強さとうまさを兼ね備えている、と改めて感心させられた。

さて、ささいな失敗をして楽しみを一つ奪われてしまったので、千秋楽のお遊びをもう一つ試みた。

大相撲の勝負がいかに精神力によって左右されるか、というアレだ。勝ち越しがかかった力士が５人。これはもう必死である。４人目までは順調に勝ち越しを決めていった。５人目の稀勢の里があと一歩のところで鶴竜の突き落としにあい、負け越し。稀勢の里には悪いが、ほっとさせられるところもあった。野球賭博だ家宅捜索だと疑惑だらけの大相撲で、この結果が証拠だ、と無気力相撲批判が再燃しかねないところだったから。

新ブラジル候補 小野裕二

背番号２５のパスを受けた４０番が相手ディフェンダーを引きつけて３５番にラストパス。それを３５番が決めて決勝点。

大きな背番号ばかりで、いったい何の競技かと思うが、これは紛れもなくサッカーＪ１リーグ。昨夜の横浜Ｍの試合ぶりだ。２５はもちろん中村俊輔。１０番の印象が強いが、横浜で最初の２年間とセルティックでつけていた思い入れのある番号だ。そのまたずっと上の４０番が、今日の話題のＦＷ小野裕二。マリノスの公式サイトなるものを見ても、選手紹介に４０番はいない。ユースの１０番として紹介されている選手だ。

１７歳。初先発のG大阪戦で、放送席から感嘆の声しきり。飛び出してディフェンダーを交わす身のこなし。シュート感覚。最後に３５番天野の決勝点をアシストした。

それで…先日ブラジル候補にしたＧ大阪の平井は前半限りで引っ込められてしまったことだし、新たなブラジル候補に小野を指名しちゃおっと。シンジも頑張っているけど、ユウジの時代がくるのかもしれない。

藤川３連続奪三振より５倍もすごい阪神の先輩

きのうの午前中、フジテレビのＣＳで、江夏のオールスター９連続奪三振についてのトーク番組をやっていた。「再放送」となっており、最初はいつの放送か知らないが、９三振目の加藤秀司さんが出てきて、いろいろぼやいていたのが面白かった。

野村さんとかいい右バッターがいるのに代打はださないんですかと異論を唱えたのに、「三振して調子を崩して帰ってこい」と送り出された。監督はロッテの濃人さんで、加藤さんの阪急と首位争いをしていたからだ…。

さて、夕方から今年のオールスター第１戦を観戦した。テレビじじいは、スポーツであんまり精神力を強調するのは好きでない。でかい相手ＦＷにぶつかっても負けないように体幹を鍛えた、というサッカーの長友のエピソードの方が好きだ。だけど、今年のセ・リーグは気持ちの持ちようが違ったと思う。交流戦でパが１－６位を独占し、セはその下にずらっと並ぶ屈辱を味わったのだから。「パに目にもの見せてやる」とセの全選手が思っていたはずだ。

セ・リーグの圧勝。抑えの藤川が直球勝負で３者連続奪三振は見事だった。でも阪神の先輩江夏はその３倍すごかったのだ。いや違う。５倍だ。

算数があわない？　藤川は去年は打たれて、奪三振０。だから連続３だ。江夏は前年と翌日の試合をあわせると、連続１５奪三振だったのだ。すごい。３９年たってトーク番組が成り立つのも納得だ。

中田翔第１号おめでとう、２日遅れだけどごめん

ことしのテレビじじいの目標。サッカーのＷ杯をばっちり見るのはもちろんだが、日本ハム中田翔のプロ第１号ホームランを生中継で見たい、というのがあった。

失敗！　みごと見送りの三振でした。梅雨明けの好天をねらって、山登り兼避暑に出かけてしまったからです。

１軍に復帰して、すぐ安打したところは見たのに。次の試合でホームランが出たのですね。なんだか残念だけれど、おめでとう。

横浜様 連日の失礼をお詫びいたします

最下位の横浜を昨日もバカにしてしまい、大失敗。横浜様、ごめんね。

新潟競馬の１０００メートル電撃戦アイビスサマーダッシュを見たところで、横浜－巨人戦にチャンネルを変えた。六回表３－２で横浜リード。そのとたんにラミレスの適時打で３－４と逆転されたのだ。なんで巨人の逆転シーンをこんなにタイミングよく見なけりゃならないんだ。その瞬間テレビを切ったのです。前日の六回表と同じ流れ。横浜が前日粘り勝ちした教訓を忘れていた。

早寝して、けさのテレビニュースでびっくり。六回に一挙７点を奪われたのを九回ハーパーの逆転満塁ホームランでサヨナラ勝ちしているではないか。何年に１回あるかという絵に描いたようなシーンを見損ねてしまったのは大失敗だった。テレビじじいは気が短くなってきてね。もしももしもラミレスの逆転打を我慢して見続けていたとしても、阿部の２ランで切れてしまったろうな。どう考えても、クルーンがどかんと打たれる場面までは行き着けなかった気がする。

横浜 最下位はつらいよ、テレビじじいにバカにされて

横浜－巨人はデーゲームだったんだとテレビをつけたら、３－５で２点を追う巨人が六回表攻撃中。無死満塁で高橋が適時打を打ち１点差。大量点必至。もう見ちゃいられません。テレビを消した。

なんせ最下位横浜だから、めろめろだろうな。点差だけは確認しておくか。テレビをつけたら、おやおや巨人は５－５の同点どまりだったんだ。八回裏横浜の攻撃は１死１、２塁から久保の暴投などで２死満塁に。そこで投手の山口がそのまま打席に。

最下位はつらいよ。九回以降のリリーフがいないのか。結局巨人の勝ちだろうと誰でも思っただろう。それがなんとなんと、山口が高くバウンドして１塁頭上を越えていく２点適時打を放ったではないか。九回をその山口が抑えて横浜が勝った。

最下位はつらいよ。テレビじじいにバカにされて。

達川、佐々木解説 小気味よかった。

ヤクルト－阪神戦と横浜－巨人戦を行ったりきたり。達川、佐々木解説は、ものをはっきり言って、小気味がよかった。

ヤクルトの公認サポーターだという尾形沙耶香さんに、アナウンサーの振りなしに話しかける達川さん。下柳投手は神経質で一度バットに当たったボールは必ず替えると教えている。おや、ほんとだ。いい解説ですね。

巨人２点リードで無死２、３塁。横浜が３塁走者に代走を出すと、巨人は３塁走者を捨てているのに意味のない交代だと批判する佐々木さん。おっしゃるとおり。内野ゴロで楽に３塁走者が生還して１点差。１死１、２塁になって、ピンチヒッター出していいのに。そのまんま打席に入った打者がその通りの凡退。言うとおりになっているではありませんか。次期監督だな。

プロならひと目の銀河戦にとほほ

阪神－巨人戦が２日続きで雨天中止となって、さてどのチャンネルに行こうか。

テレビ朝日がゴルフの全英オープンをナマ中継している。初日から、しかも午後７時からのいい時間帯に地上波で放送する力の入れようだ。日本の選手も大挙９人出場している。４日間の闘いだろ、いくら何でも初日からかと思いつつ、石川遼の様子を見ることに。途中まで－３。まずまずの健闘ぶりだ。おや、最終ホールでバーディー、－４にしたみたい（これはネットの速報でゲット）。

とはいっても、将棋の銀河戦と掛け持ち観戦だ。こちらは、勝負がつく。森内九段が行方八段を破るところをしっかり見た。プロならひと目という７二金を見て行方八段が投了した。「いい手がありますね」と解説の阿部八段が大盤に置いたところをなかなか見せてくれず、司会の山田女流三段がさあどんな手でしょうと、視聴者をじらす。単に対局場面からの転換が間に合わなかっただけかもしれないが、楽しませてくれた。もちろん、テレビじじいは降参でした。とほほ。

Ｇ大阪平井はブラジル候補だ

Ｊ１リーグが再開。Ｇ大阪の遠藤は、ワールドカップよく頑張ったセレモニーにつきあっただけで、試合には出てこなかった。そのせいかどうかは知らないけれど、京都と１－１で引き分けた。

先制点のＧ大阪ＦＷ、平井は一瞬の切れがある。相手ディフェンダーのクリアミスを拾ってゴールにたたき込んだ動きは目覚ましかった。８試合８得点は、名古屋のケネディと並び得点ランキングトップ。２２歳。ブラジル候補だと思う。イ・グノが磐田から移籍してきたＧ大阪で、レギュラーをはるのは大変ではあるが…。