テレビじじいの観戦日記

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本因坊戦 「省アナ」中継を楽しむ

2010-05-14 09:16:36 | 日記
もうおとといになるが、本因坊戦第1局の放送は、先週の名人戦とは大違いだった。

何が?

名人戦は将棋で本因坊戦は囲碁です!

なんてことではなく、本因坊戦には司会のアナウンサーがいなかったのです。

小樽からの放送。NHKは出張経費をケチった、なんてことを言いたいのではなく、おもしろかったのです。

聞き手と進行は矢代久美子五段。解説は王銘琬九段。

大相撲に続いて始まった放送は、羽根直樹本因坊の黒石3個が右辺で取られたところらしい。棋力ゼロのテレビじじいも王九段も、挑戦者山下敬吾天元が有利なのでは…で一致。ところがそこからがおもしろさ。王九段が想定図を作って、わずかな時間で計算。すると、白が勝っているとは限らない難しい勝負だというのだ。

矢代五段も、なにやら指を動かしたりして計算している。王九段に結果を言いなさいと言われて、左下隅あたりがわからないと答えていた。

それもそのはず、9時前の放送で見たら本因坊の仕掛けたコウで振り替わりになっていた。

夕方、最後に王九段が計算結果を言ったようだだったが、聞き逃した。ドジだった。