前編で1940年幻の東京オリンピックをなぜ持ちだしたのかというと。
米で2年以上もノンフィクションのベストセラーリストに名を連ねている『Unbroken』(ローラ・ヒレンブランド著)がテレビじじいには気になったからだ。
1936年のベルリン・オリンピックに出場した米の陸上選手ルイ・ザンペリーニは、マイルレースで4分の壁を破るかもしれないほどの潜在能力を持った選手。次の東京オリンピックでの活躍を誓っていた。ところがオリンピックは中止。B24の爆撃手になったザンペリーニは、太平洋漂流の末、日本軍の捕虜となる。皮肉にも東京!に連れてこられた。収容所で際限なく虐待される。
なんでこの本がベストセラーに? 20年東京招致に影響しないのか、と思っていた。この虐待って現代の体罰問題の根になっていると思うし…。ザンペリーニを虐待した収容所の看守は戦犯捜査から逃げおおせて、赦免となる。赦された戦犯のひとりとして、安倍首相の祖父、岸信介元首相の名前も記述されている。
岸元首相とオリンピックの中止は関係ないだろう。放射能を制御できず幻の2020年、なんてことにしないよう安倍首相には大きな責任がかかってくる。
米で2年以上もノンフィクションのベストセラーリストに名を連ねている『Unbroken』(ローラ・ヒレンブランド著)がテレビじじいには気になったからだ。
1936年のベルリン・オリンピックに出場した米の陸上選手ルイ・ザンペリーニは、マイルレースで4分の壁を破るかもしれないほどの潜在能力を持った選手。次の東京オリンピックでの活躍を誓っていた。ところがオリンピックは中止。B24の爆撃手になったザンペリーニは、太平洋漂流の末、日本軍の捕虜となる。皮肉にも東京!に連れてこられた。収容所で際限なく虐待される。
なんでこの本がベストセラーに? 20年東京招致に影響しないのか、と思っていた。この虐待って現代の体罰問題の根になっていると思うし…。ザンペリーニを虐待した収容所の看守は戦犯捜査から逃げおおせて、赦免となる。赦された戦犯のひとりとして、安倍首相の祖父、岸信介元首相の名前も記述されている。
岸元首相とオリンピックの中止は関係ないだろう。放射能を制御できず幻の2020年、なんてことにしないよう安倍首相には大きな責任がかかってくる。