選手のおじいさんが入院中だといえば、何度も何度も繰り返しアナウンスし、ボールの行方そっちのけでスタンドの応援を撮し、絶叫に次ぐ絶叫。消音したくなるサッカー中継がこの正月にもまた繰り返されました。
そういう放送が何でこんなにイヤなのか。一緒に楽しめばいいじゃないか。そうも思いつつやっぱり…。
きょう、Jスポーツのプレミアリーグ録画中継を途中から見て、答えが分かったような気がしました。
聞いたような声のアナウンサーだ。そう思って番組情報を見たら、あの金子勝彦アナウンサーが担当していたのです。リバプール対エバートン戦。解説の永井洋一さんと組んで、相変わらず品のよい中継でした。
三菱ダイヤモンドサッカーという番組が東京12チャンネルにありました。週1度の番組で、ある試合を前後半に分けて2週がかりの放送。金子アナと岡野俊一郎さんとのコンビで伝えられる欧州サッカーをずいぶん楽しみました。サッカーの戦術、その試合の流れといったものを、じっくり解説してもらいました。具体的には何一つ思い出せず、名選手の面影も遠いものになってしまいました。けれど、あの放送の雰囲気は、我がテレビ観戦の習慣にすり込まれているのです。
品格を問題にされて横綱が一人角界を去りました。品格をいうなら、放送の品格というものもあるはずだ、と改めて感じさせられました。
そういう放送が何でこんなにイヤなのか。一緒に楽しめばいいじゃないか。そうも思いつつやっぱり…。
きょう、Jスポーツのプレミアリーグ録画中継を途中から見て、答えが分かったような気がしました。
聞いたような声のアナウンサーだ。そう思って番組情報を見たら、あの金子勝彦アナウンサーが担当していたのです。リバプール対エバートン戦。解説の永井洋一さんと組んで、相変わらず品のよい中継でした。
三菱ダイヤモンドサッカーという番組が東京12チャンネルにありました。週1度の番組で、ある試合を前後半に分けて2週がかりの放送。金子アナと岡野俊一郎さんとのコンビで伝えられる欧州サッカーをずいぶん楽しみました。サッカーの戦術、その試合の流れといったものを、じっくり解説してもらいました。具体的には何一つ思い出せず、名選手の面影も遠いものになってしまいました。けれど、あの放送の雰囲気は、我がテレビ観戦の習慣にすり込まれているのです。
品格を問題にされて横綱が一人角界を去りました。品格をいうなら、放送の品格というものもあるはずだ、と改めて感じさせられました。