テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

すごいゴールだった 柴崎晃誠も大久保嘉人も山岸智も

2015-10-17 22:58:31 | サッカー
ヤクルトは巨人を破って日本シリーズに進出するし(原辰徳巨人監督は退任?)、河野公平が亀田興毅の4階級制覇の野望を打ち砕いWBA世界スーパーフライ級米国決戦もあったし、盛りだくさんの土曜日だった。

その中でテレビじじいが堪能したのは、J1の広島2-1川崎だ。

あと4試合になったリーグ戦で上位争い。3ゴールとも素晴らしかった。

先取点は広島の柴崎晃誠。佐藤寿人だったかなのシュートのこぼれ球を相手ディフェンダーを巻くようなカーブでゴール右へ放り込んだ。

大久保嘉人の第155号同点弾は、みたことないようなびっくり軌道を描いた。

ミドルから蹴った時はゴール左へ向かっていた。広島のGK林卓人はその弾道を見て自身の右へスタート。ところが、ボールは野球のシュートのように変化して、林のいなくなったところを通過した。

だれかに当たってコースが変わったのかと思った。リプレーだと誰も触っていない。すごい変化球だった。

大久保は、アッとミスキックしたような表情のあとガッツポーズをした、とTBS放送席。意図した蹴り方ではなかったろう、と。

後半ロスタイムに出てきて、たぶんファーストタッチで決勝ゴールの山岸智は、すぐ試合終了になったところで、涙を拭っていた。

こぼれ球をダイレクトで蹴った技術もさることながら、今季2試合目でしかもロスタイムでの起用という不遇を跳ね返した。

ジェフでイビチャ・オシム監督に見出され、日本代表にも呼ばれた。

オシム監督は選手を評価するとき、山岸と比べてどうかと、尺度にしたという名手だ。もう32歳なんだ。