よかった松山英樹初優勝、でも叩いてはダメよ

松山英樹の米ツアー初優勝を楽しんだ。

ザ・メモリアル・トーナメント最終日、15番で-15にして、リードと思ったとたんに失敗。あっという間に-12まで落として最終ホールを迎えた。バーディーを取らなければ、－13で終了しているケビン・ナに追いつけない。

第1打をそらし、ドライバーを左手で地面に打ちつけて悔しがる。ヘッドが転がる。折れちゃった。

実はボールはフェアウェーに戻ってきていた。18番ってとても難易度の高いホールなんだそうだけど、ＮＨＫＢＳ解説の田中泰二郎さんがベストと褒めたショットでグリーンにのせ、バーディーを取りプレーオフとした。このホールで4日間連続バーディーは大会新記録だと言っていた。

プレーオフは松山がバンカーに入れ、ナはクリークに打ち込む波乱。松山は観衆にぶつける失敗ショットも放ったが、跳ね返り方がよく、初優勝にこぎつけた。

田中さんは、それほど強く打ちつけたわけではない、熱く気合が入っているから…と松山を弁護していた。でも、松山はついこの間、グリーンを叩いて跡がついたのをそのままにしたとして、「バカ」と批判されたばかり。

今回、最終前の組で優勝争いしていたから、テレビにずっと映っていた。テレビじじいはそれを喜んでいたのだが、目立ってしまう。地面を叩いてはいけません。