癒し系!?税理士の爆笑??商売繁盛記

税金に限らず、経営、会計、コミュニケーションなどを、面白おかしく、また、わかりやすく解説する、気軽なブログです。

捉え方は人それぞれ

2012-04-03 21:17:24 | 本の紹介・書評

みなさん、こんばんは。

今日の嵐は凄かったですね。最初は風が強かったですが、そのうち風雨になって、飛行機はもちろん、電車も数多くの路線で一時運休しました。

とは言うものの、企業側の迅速な対応で、15時前後には帰宅の途につく方が多かったのではないでしょうか。

さて、今日は本の紹介です。

「2022-これから10年、活躍できる人の条件」著:神田昌典 PHPビジネス新書

個人的には、神田さんは知っていますし、何冊か本を読んだことがある程度の認識です。なので、いわゆる熱狂的なファンとは違った目線で、評価したいと思います。

まず、著者が述べているように、「同調する必要はない」と言っていること、そして、「どう考え、どう行動するかが大事」ということには、とても好感を持っています。

どんな本でも、そのような態度で、関わるというのがベストのことなのかな、といつも思います。ただ、個人的には、読みっぱなしだったり、同調しても行動を起こさなかったりなことが多いでしょうか。

そして、本文に関しては、いろいろな例を出して、日本のこれからを推測していますが、そもそも未来予想なんて、なんとなくは当っても、個別にはほとんど当らないものなので、その辺は割り引いて読まないといけないな、と感じました。

また、70年周期説に関しては、2サイクル(明治維新前後)までの説明はありますが、その前のサイクルに関しては一切説明ありませんので、蓋然性という観点からも説得力に欠けるでしょうか。

でも、今のままでいいわけはなく、そのために私達は何をすべきか、という問題提起をしてもらう本という意味ではいいのかなと思います。

そのために、英語と中国語を学び、そしてアジアを中心として、NPO活動にいそしむみたいな結論付けは、ちょっと疑問もわきますが、これを鵜呑みにして行動を起こす人がいるのであれば、それは本書の目的とするところなのかなと思います。

もちろん、「こんな本のいうことは信じない」と結論付けても、その人なりの行動ができれば、それはそれで本書が役に立つのではないかと思います。

とにかく、いまのままじゃいけないと思っている人が、とりあえず読んでみて、自分の中で何が沸き起こるか、そこに興味のある方は読んでみても良いのでは?

それでは、今日はこの辺で。また、明日!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする