みなさん、こんばんは。
今日も気持ちのよい陽気でした。地域によっては、花見を思いっきり楽しんでるかもしれませんね。
さて、今日も本の紹介です。
「日本人がだまされ続けている税金のカラクリ」著:三橋貴明 海竜社
著者は、経済のことを、確かな分析眼で分かりやすく説明し、好評を得ている方です。本書も、その観点から、経済と税金との関連性をうまく説明しています。
ここで、経済のしくみを長々と説明すると、1冊の本が書けるくらいなので、説明は省きますが、著者は「名目GDPを増やせば、税収も増えて、財政も健全化する」と、主張しているようです。
また、増税や減税についても、それぞれにタイミングがあり、それを見誤ると失敗をする。そのいい例が、橋本政権の消費税率アップ(3%⇒5%)です。(見事に景気は悪化し、拓銀や山一證券などが破綻)
また、財務省の思惑や、本質を分かっている政治家の意見が、マスコミに出てこない弊害など、興味深いものが多々あったように思います。
個人的には、経済が詳しいというわけではないので、ひとつのものの見方として、参考とするのが良い本だと思います。
それでは、今日はこの辺で。また、明日!