癒し系!?税理士の爆笑??商売繁盛記

税金に限らず、経営、会計、コミュニケーションなどを、面白おかしく、また、わかりやすく解説する、気軽なブログです。

経済と税金の関係が良く分かる

2012-04-12 21:05:43 | 本の紹介・書評

みなさん、こんばんは。

今日も気持ちのよい陽気でした。地域によっては、花見を思いっきり楽しんでるかもしれませんね。

さて、今日も本の紹介です。

「日本人がだまされ続けている税金のカラクリ」著:三橋貴明 海竜社

著者は、経済のことを、確かな分析眼で分かりやすく説明し、好評を得ている方です。本書も、その観点から、経済と税金との関連性をうまく説明しています。

ここで、経済のしくみを長々と説明すると、1冊の本が書けるくらいなので、説明は省きますが、著者は「名目GDPを増やせば、税収も増えて、財政も健全化する」と、主張しているようです。

また、増税や減税についても、それぞれにタイミングがあり、それを見誤ると失敗をする。そのいい例が、橋本政権の消費税率アップ(3%⇒5%)です。(見事に景気は悪化し、拓銀や山一證券などが破綻)

また、財務省の思惑や、本質を分かっている政治家の意見が、マスコミに出てこない弊害など、興味深いものが多々あったように思います。

個人的には、経済が詳しいというわけではないので、ひとつのものの見方として、参考とするのが良い本だと思います。

それでは、今日はこの辺で。また、明日!

 

コメント
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