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意思による楽観のための読書日記

平成宗教20年史 島田裕巳 ****

何と言っても、「創価学会は必ずしも宗教組織というよりもむしろ民族に近い」というご指摘、これは至言です。初めからいうと、オウム真理教、幸福の科学、統一教会、創価学会、法輪功、真如苑、パナウェーブ、スピリチュアル・ブームなどという宗教が取り上げられている。酒鬼薔薇聖斗と西鉄バスジャック、秋葉原トラック突入事件、これらはオウム真理教事件を幼心に刻まれた同世代が時をまたがって犯した事件、という分析にも目から鱗でした。創価学会は日蓮正宗と喧嘩別れ、以後日蓮正宗側には創価学会の金が入らなくなり、創価学会側は法事や法要、葬式ができなくなった、戒名を廃止、以後友人葬になったこと、生長の家、ブラジルでは信者250万を越えている、こういう話は知りませんでした。「日本の10大新興宗教」の続編として存在感ありますな。
平成宗教20年史 (幻冬舎新書)
日本の10大新宗教 (幻冬舎新書)
創価学会 (新潮新書)
新宗教ビジネス (講談社BIZ)
資本主義2.0 宗教と経済が融合する時代
民族化する創価学会 ユダヤ人の来た道をたどる人々
慶應三田会―組織とその全貌

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