鹿島神宮は、茨城県鹿島市宮中にある神社。全国に約600ある鹿島神社の総本社。千葉県香取市の香取神宮、茨城県神栖市の息神神宮とともに東国三社。また宮中の四方拝で遥拝(ようはい)される一社です。また国宝や国の重要文化財を数多く収蔵する神社でもあります。
さらに境内は東京ドーム約15個分という広大さ!神宮の周りを守る森は、“鹿島神宮樹叢(じゅそう)”と呼ばれ、茨城県の天然記念物に指定。杉をはじめシイ、タブ、モミの巨樹が生い茂り、その種類は800種以上を超える草木が繫茂しています。境内で散策も楽しめます。(鹿島神宮の森)
表参道
親子神鹿の像、鹿島神宮は天照大神の使者が鹿の神霊だったことから、これに因んで、鹿島神宮の神使は鹿とされるようになり、神のお遣いとして信仰され、参道で迎えてくれます。
鹿島神宮の大鳥居、元々あった御影石の大鳥居は平成23年の東日本大震災で倒壊し、現在の「大鳥居」は震災から約3年の時を経て再建。境内に自生する4本の杉の巨木を切り出して新しく造られました。
桜門
寛永11年(1634)、徳川頼房公が奉納したこの門は「日本三大桜門」の一つ、緑の中にひときわ朱色が鮮やかです。
日本三大桜門ー鹿島神宮(茨城県) 阿蘇神社(熊本県) 筑前國一之宮・筥崎宮(はこざきぐう)(福岡県)
手水舎
参道にある清めの施設です。手水舎では、参拝者は手と口を水で洗って、心身を清めます。
鹿島神宮の楼門を通ると参道に「茅の輪くぐり」が設置されていました。
鹿島神宮本殿元和5年(1619)荷将軍徳川秀忠公により奉納された社殿です。
鹿園は鹿島神宮周辺の森は、かっては多くの鹿が棲息していました。その歴史を伝えるニホンジカが飼育されています。
要石(かなめいし)
頭頂部だけがわずかに露出している霊石。鹿島神宮の大神が降臨した御座とも、地震を起こす大鯰の頭を押さえている鎮石とも言われています。
大鯰(なまず)の碑
大鯰は、巨大なナマズの姿をした、日本の伝説の生物。地下に棲み、身体を揺することで地震を引き起こすとされる
天然記念物「鹿島神宮の森」
20万坪及ぶ神宮の森は植物の宝庫。800種類を超える草木が繫茂しています。
鹿島神宮園地公園、御手洗公園には、「ひょうたん池」と「御手洗池」という二つの池があります 。
御手洗池、1日400kℓの清水が湧出し、清水は持ち帰ることもできます。
この公園のひょうたん池は普通の公園のような雰囲気です。事前に調べてザルガニ釣りが出来ることが分かり、釣り具餌を用意して実際釣りをしましたがなかなか釣れませんが2匹釣りました。楽しい体験です。