千葉土建旗開き 志位議長あいさつ
千葉土建一般労働組合は6日、千葉市内で旗開きを行い、日本共産党から志位和夫議長、斉藤和子県副委員長、みわ由美県議らが参加しました。志位議長は次のようにあいさつしました。
1972年に結成され半世紀をこえる歴史をもつ千葉土建が、「住宅デー」や「土建まつり」、災害時の救援・復旧活動などにとりくみ、地域住民から厚い信頼を寄せられ、地域と協力して住みよい街づくりを進められていることに心からの敬意を表します。
昨年とりくまれた「持続可能な建設業の実現に向けた100万人国会請願署名」は全国で120万、千葉土建は5万5千筆を集め、参議院では全会一致で請願が採択され、衆議院では請願の趣旨が付帯決議に盛り込まれるという画期的成果をあげました。みなさんの声が反映された、みなさんのたたかいによって政治を一歩前に動かしたことに、心からの敬意と連帯のごあいさつを申し上げたいと思います。
いま中小の建設業で働くみなさんの状況は、一方で資材が高騰する、他方で人手不足の中で、たいへんな苦境にあると思います。どうやって人手不足を解消するかを考えましたら、みなさんが求めておられるように、一つは給料を上げる、もう一つは完全週休2日、労働時間を短くする、この二つだと思います。そのために政治としてやるべきことは何でもやっていく決意であります。
給料を上げるという点について言いますと、公の発注にかかわる給料の水準を上げるために公契約条例を広げ、公契約法をめざす。そのために力をつくしていきます。
それともう一つ、大手ゼネコンや大手住宅メーカーによるピンハネを規制するために、元請け下請け関係の法律の抜本的強化をはかり、公取Gメンを増員する。こういう踏み込んだ施策を、みなさんとご一緒に求めていきたいと思います。
最後に、景気が良くなりませんと、建設業も希望が見えてまいりません。労働者の最低賃金を大幅に引き上げる、消費税は減税する、インボイスはなくすということで、私たちも頑張っていきたいと思います。
今年がみなさんにとって明るい希望が見え、そして組織が大きく発展する年になることを願い、ごあいさつといたします。
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