お知らせしていたビナードさんの講演「原発は塀の上の卵」に行ってきました♪
三原での会議を終えての移動だったので開会時間に遅れたのですが、
ビナードさんのお話スタートにはなんとか間に合って良かった☆
詩人のビナードさんらしい、とっても色鮮やかなお話でした!
それだけにショックも大きかった。
上野駅で新幹線を見て喜び興奮している小学校1年生くらいの男の子とその家族。
男の子から出る「新幹線大好きオーラ」☆
新幹線をついさわってしまう。
お母さんに「手!さわらない!」と怒られた時には、その子の手は真っ黒。
小さな子にとっては、手が汚れるということは顔や全身にその汚れが・・・(^^ゞ
・・・と、微笑ましい光景から、突然闇に突き落とされたような感覚。。。
そう、この新幹線は東京・青森を行き来する東北新幹線。
ビナードさんは、放射線量を測り、新幹線の中でも福島県内で数値が高くなることを確認しています。
新幹線の車体についている汚れは放射性物質を含んでいるでしょう。
私たちはこうして無自覚に、放射性物質を取り込んでいってしまう。
生涯100ミリシーベルトなんていう許容量自体ばかばかしい値だけれど、
それすら量りようがないものなのです。
死んで初めて、どれだけの被曝をしたのか、分かるのかもしれない。。。
ビナードさんが、放射能の恐ろしさを実感した言葉、
「鼻唄三町矢筈切り」
これも落語の笑い話から始まりましたが、
遺伝子を傷つける、放射能の切れ味の鋭さ、
そしてそれが切られた時には気が付かず後から分かる。。。
という怖さ。
でも、ここでも、
「年寄りはいいんですよ。三町も歩かないうちに他の病気になっちゃったり、寿命がくるから」
なんて笑わせてくれました(^^ゞ
三町、そしてそれ以上歩いて(生きて)いくはずの子ども達。
これは笑い話ではすみません。
そして、『言葉の力』をしっかり伝えてくださったビナードさん。
コピーライターと詩人は、
どちらも『言葉』という同じツールを用いて、
効果的に伝えるという同じ作業をするものだけれど、
その目的は大きく違っている。
詩人は、自分の発見を読者と共有すること、
コピーライターは、いらないものを売り込むのが目的。
優秀なコピーライターたちが、核開発に対する不信や反発を避けるために作り出した
"Atoms for Peace" =「核の平和利用」 という、核キャンペーンのキャッチコピー。
言葉でもって売り込まれた「原子力」を、言葉でもって縁を切ろう!
使用済み核燃料 → これからだぞ!死の灰
原発の安全性を高める → (類似語)児童虐待の心優しさを高める
原子力の技術を高める = より高度に、より殺傷力が高く、より危険性が増す技術になる
計画停電 = 計略停電
etc.etc...腐った言葉を追放して、意味をちゃんと考え、言葉をしっかり大切にしよう!
権力者が好む、占有できる資源、占有できる技術から、
誰でも使える、みんなに分け隔てなく与えられる自然エネルギーを活用しよう~(^o^)/
もっともっと、いっぱいのお話があって、
たくさん笑って、たくさん考えさせられ、たくさんショックを受け、
そして、アメリカと日本での事柄を連動させて見せていただけたことは
原子力にまつわる景色・背景がよりクリアに見えました。
すてきな講演に感謝
市民SOHO蒼生舎さんのビナードさん講演レポートもぜひ読んでみてください。
「蒼生舎さんが書いてるから・・」と私は書かなかった(^^ゞ第五福竜丸のエピソード、
ぜひ読んでいただきたいです。
http://blog.livedoor.jp/sakatakouei/archives/51305530.html
講演で販売されてたたくさんの本のうち、迷って3冊購入。
これがまたおもしろくて、ほんわかしてて、とても良いです~♪♪♪
ビナードさんのお話をきいてみたいな~という方は、
11月11日(金)18:00~20:30
平和記念資料館地下の会議室にて
映画「ダークサークル」上映とセットでの講演がありますよ~(^^)
詳しくはこちら↓のチラシで♪ ※画像クリックで拡大
三原での会議を終えての移動だったので開会時間に遅れたのですが、
ビナードさんのお話スタートにはなんとか間に合って良かった☆
詩人のビナードさんらしい、とっても色鮮やかなお話でした!
それだけにショックも大きかった。
上野駅で新幹線を見て喜び興奮している小学校1年生くらいの男の子とその家族。
男の子から出る「新幹線大好きオーラ」☆
新幹線をついさわってしまう。
お母さんに「手!さわらない!」と怒られた時には、その子の手は真っ黒。
小さな子にとっては、手が汚れるということは顔や全身にその汚れが・・・(^^ゞ
・・・と、微笑ましい光景から、突然闇に突き落とされたような感覚。。。
そう、この新幹線は東京・青森を行き来する東北新幹線。
ビナードさんは、放射線量を測り、新幹線の中でも福島県内で数値が高くなることを確認しています。
新幹線の車体についている汚れは放射性物質を含んでいるでしょう。
私たちはこうして無自覚に、放射性物質を取り込んでいってしまう。
生涯100ミリシーベルトなんていう許容量自体ばかばかしい値だけれど、
それすら量りようがないものなのです。
死んで初めて、どれだけの被曝をしたのか、分かるのかもしれない。。。
ビナードさんが、放射能の恐ろしさを実感した言葉、
「鼻唄三町矢筈切り」
これも落語の笑い話から始まりましたが、
遺伝子を傷つける、放射能の切れ味の鋭さ、
そしてそれが切られた時には気が付かず後から分かる。。。
という怖さ。
でも、ここでも、
「年寄りはいいんですよ。三町も歩かないうちに他の病気になっちゃったり、寿命がくるから」
なんて笑わせてくれました(^^ゞ
三町、そしてそれ以上歩いて(生きて)いくはずの子ども達。
これは笑い話ではすみません。
そして、『言葉の力』をしっかり伝えてくださったビナードさん。
コピーライターと詩人は、
どちらも『言葉』という同じツールを用いて、
効果的に伝えるという同じ作業をするものだけれど、
その目的は大きく違っている。
詩人は、自分の発見を読者と共有すること、
コピーライターは、いらないものを売り込むのが目的。
優秀なコピーライターたちが、核開発に対する不信や反発を避けるために作り出した
"Atoms for Peace" =「核の平和利用」 という、核キャンペーンのキャッチコピー。
言葉でもって売り込まれた「原子力」を、言葉でもって縁を切ろう!
使用済み核燃料 → これからだぞ!死の灰
原発の安全性を高める → (類似語)児童虐待の心優しさを高める
原子力の技術を高める = より高度に、より殺傷力が高く、より危険性が増す技術になる
計画停電 = 計略停電
etc.etc...腐った言葉を追放して、意味をちゃんと考え、言葉をしっかり大切にしよう!
権力者が好む、占有できる資源、占有できる技術から、
誰でも使える、みんなに分け隔てなく与えられる自然エネルギーを活用しよう~(^o^)/
もっともっと、いっぱいのお話があって、
たくさん笑って、たくさん考えさせられ、たくさんショックを受け、
そして、アメリカと日本での事柄を連動させて見せていただけたことは
原子力にまつわる景色・背景がよりクリアに見えました。
すてきな講演に感謝
市民SOHO蒼生舎さんのビナードさん講演レポートもぜひ読んでみてください。
「蒼生舎さんが書いてるから・・」と私は書かなかった(^^ゞ第五福竜丸のエピソード、
ぜひ読んでいただきたいです。
http://blog.livedoor.jp/sakatakouei/archives/51305530.html
講演で販売されてたたくさんの本のうち、迷って3冊購入。
これがまたおもしろくて、ほんわかしてて、とても良いです~♪♪♪
ビナードさんのお話をきいてみたいな~という方は、
11月11日(金)18:00~20:30
平和記念資料館地下の会議室にて
映画「ダークサークル」上映とセットでの講演がありますよ~(^^)
詳しくはこちら↓のチラシで♪ ※画像クリックで拡大
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