the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

70億人とともに

2011-11-07 23:43:44 | 「そぼくなエコ」 79.4MHz
先週の放送の時に、
ちょうど「地球の人口が70億人に」というニュースがあったので、
そのニュースからお話させていただきました。

世界の人口が10億人から20億人になるまでに123年かかりましたが、
20億人から30億人になったのは32年間で、
30億人~40億人は15年間、
40億人~50億人は13年間、
50億人~60億人、そして60億人~70億人はそれぞれ12年間。
人口の増加は速まっています。

11/1の新聞各紙の一面で「世界の人口70億人」と報道されていましたが、
みなさん、どんな印象でこのニュースを受けとめられたのでしょうか?
「わぁ~すごいなぁ~!」という感じ?
「えー?!そんなに増えて大丈夫なのかなぁ」という感じ?

個人にとっては、
赤ちゃんが生まれること、新しい命の誕生、家族が増えるのは、とっても嬉しいこと。
新聞報道でも、この日出産された方のコメントも載っていました(^^)
10/31生まれの人は「70億人目」の認定証がもらえるそうで、
記念になりそうですね~
それが、「世界の人口」ということになると、少し印象が違ってくるかもしれません。

実は、この人口の推計は
アメリカの調査機関によると来年3月に70億人突破と予測されているのですが、
「○月○日に70億人になる(なった)」というのは、なかなか難しいことのようです。
登録のシステムが整備されていない国もあったり、
戸籍にきちんと登録されない場合もあったりで。
それが、この10月31日に70億人に!と発表されたのには、
国連として、この事実を大きなインパクトを持って伝えたい意向があったとも言われています。

70億人到達は、Acievement=達成であると同時に、Challenge=挑戦とされています。
70億人が生きていける食料供給量が充分あるにも関わらず、
今現在の世界では飢餓人口10億人、
1日に3万人の子ども達が栄養が充分でないために命を落としています。
そして日本国内で毎日捨てられる食品の量は3000万人分相当。
1日の量が、です。

この不公平・不均衡を是正していけるかどうか。
人口が増えている一方で、
地球温暖化など環境の悪化により、
人が住める地域が減っていること、食料生産量が減っていく見込みであることから、
不公平・不均衡の是正がより大きな課題となってきています。
まさしく大きなチャレンジです。

以前の記事でも紹介したのですが、
国連では 7 Billion Actions というプロジェクトも立ち上がっています。
このプロジェクトのサイトを見ると、70億人1人ひとりの大切さが伝わってきます。

70億人が公平に暮らせる世界などというと途方に暮れそうですが、
先週のそぼエコで山田さんにお話いただいたように
日本国内でも、被災地へ気持ちを向けることだったり、
身近な人への思いやりを持つことだったり、
自分を中心に、やさしさの波紋を広げていくことが大切なんだと思っています。


【お詫び】
11/7(月)の「そぼくなエコ」生放送では、
1日に3000万人が亡くなっていると誤ってお伝えしてしまいました。
大変申し訳ありませんでした。
リスナーさんで間違いをご指摘・お電話くださった方がおられるそうで、
とてもありがたいことと感じています。
謹んでお詫び・お礼申し上げます。


このチャンレンジングな時代に生まれさせていただいたことにも感謝☆
私たちは Golden Age だ☆

Def Tech - Golden Age




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