みんな大好きな食品添加物

ご縁をいただいた方に送らせてもらっているメールニュースを、久々（３ヶ月ぶり！）に発行しました。今回メインに書いたのは、もう５月のことでずいぶん前なのですが、安部司さんの講演のこと。ものすごく話題になった『食品の裏側』を書かれた方です。

メールニュースの中では、食品添加物の問題で大切だと思うことを書いて、添加物そのものについての具体的なことは書かなかったのですが、これは、ちょっと知っておいたほうがいいのでは！と思うことを、こちらに少し書いておきます。

 

ブドウ糖果糖液糖

食品の原材料表示でよく見る「ブドウ糖果糖液糖」。「糖」ってついてるから、砂糖の代わりなんだろうなぁ、というくらいで、悪いものだとは思っていませんでした。何にでも使われていると言ったら大げさだけど、ほんと、いろんな食品に使われているし。

ところが、これは、血糖値を急激に上げてしまう、という怖い問題があるのだそうです。「ペットボトル症候群」という言葉はきいたことがありましたが、その原因が「ブドウ糖果糖液糖」なんですね。砂糖よりもずっと吸収しやすく、血糖値が急激に上がってしまう。

野外でのイベントに出展していた時に、１日で10本以上（！）の清涼飲料水を飲んだ、という子どもが何人かいてビックリしたのですが、小学生でも糖尿病になる子どもが増えてきているのも、うなずけます。

製造過程で一度溶かさないといけない砂糖より、もともと液体のブドウ糖果糖液糖のほうが作業性がいい、砂糖よりも割安、ということもあるようですが、そのさわやかな甘みが消費者に好まれている、ということがあるそうです。