the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

三原の清掃工場

2013-06-25 01:34:03 | 環境(三原市)
補正予算で、
清掃工場(燃やすごみの焼却場)の燃焼ストーカー更新などで約2億円、
今後の超寿命化の計画(保全計画、延命計画)策定のために700万円、
あげられていることもあって、
昨日は現地でレクチャーをお願いしました(^^)

予算部分は、ひとまず置いておいて、
清掃工場のお話諸々を。

4月1日から、燃やすごみが有料の指定袋に変わったり、
カンやビンの出し方なども変更があったわけですが、
その直前、3月は、ごみの持ち込み量が、ものすごい多かったそうです。

ガラスがこんな状態なので、見えにくいのですが、


こちらが、ごみが運ばれてくると、まず投入される「ごみピット」
処理能力の3日分、360トンが容量となっているのですが、
その容量というのは、見えにくいけど右側の壁の下のほうに見える投入口の下のライン。
それが、3月の終わりは、この通常の投入口を閉めて、超えた状態に。
推測ですが、360トンの2倍を超える量では?という感じ。
入りきらないごみは、ストックヤードのほうで一時保管していたそうです。


3月末までで、ごみを出し切って・・
という方がどれくらいおられるか、
今後のリバウンドは分かりませんが、
4月~5月のごみの量は減っているようです。

ごみを減らす対策として、
生ゴミ処理機、コンポストの補助申請も、
3月の駆け込みでたくさんあったそうです。
「三原市広報を見て、コンポストを始めた」という方、
私も、何人かお聞きしています(^^)

今回は燃焼ストーカーの補修工事ということになるわけですが、
動く部分なので、傷みやすいということに加え、
16時間運転のために、冷熱を繰り返す、伸縮を繰り返すこと、
それから異物混入も原因となっているようです。

これまでごみを出す際、黒い袋を使われる方が多く、
3月末の持ち込みの際、ストックヤードで降ろしてもらっていると、
家電品が入っている場合などもあったそう。
これまで、ノーチェックで、ごみピットに入れらていたため、
ゴルフクラブ?、瓦、空き缶・・・・・


傘・・・・・


何やら電気関係の機械?・・・・・


一斗缶・・・・・


など、様々なものが混入し、炉を止めての点検で回収している状態。

昨日もちょうど休炉の日で、
タイベックの防護服に、ゴーグル、マスクで作業。
(炉内は化学反応でどんな物質が発生しているやら分からないし、当然ダイオキシンもある)

今は、透明の袋になったので、
異物混入がないか、パッカー車での収集時に目視での確認、
持ち込みの場合は、こちらのベルトコンベアに袋を開けて出して確認、
ということになっています。



ご不満の声をたくさん伺っている、燃やすごみの指定袋、
超寿命化をしたとしても、やはりまた必要となる焼却施設、
10年ほどでいっぱいになる最終処分場を、次、どこにするか、
「リサイクル貧乏」なんていう言葉も生まれている再資源化コストetc.
たくさんの課題のある廃棄物行政ですが、
なんとか良い形にできるよう、がんばります~~~



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