一般質問2013年9月

９月議会の一般質問が終わりました。
今回、自分が質問しない心の余裕からか、６月議会で１度体験したからか、
内容そのもので知らないことが勉強になるのは当然として、
質問の仕方というかスキルというか、そんなことも気付きが多くありました。
分かったからできるか、というと、これがまた難しいのですけれど(^^ゞ
でも、心がけていきたいと思います。

そんな中、
議場の空気が変わった・・・
張り詰めたというか、静寂というか、意識が集中するというか・・・
そんなことが２回ありました。

１つ目は、防災について質問をされた議員さんが話された内容で、
市民の防災意識を高めていくのが市の役割でありながら、
庁内職員の机の下は書類がいっぱいで入れないし、
書類棚はモノが落ちてきたり倒れたりしそうだしetc.・・・と、
これまで見ていた景色が、白黒映像から、突然、カラー映像に切り替わった感じ。
議場内のみなさんがハッとするような空気が流れました。

２つ目は、「教員が生徒にセクハラ」の件での教育長さんの答弁。
２回目の答弁で、該当教員に自ら伝えられた内容を話され、
湖面にスーッと静寂が訪れ、それから静かに１つの波紋が広がっていく感じでした。

全体の意識がパッと１点に集中する感じ、
このどちらも、多くの人の共感を呼んだのだと思う。

理論や言葉を交わす、議論の場ではあるのだけれど、
主張を闘わせることではなくて、
どうやって共感を得るか、
何が共有できることか、
を考えて臨みたいなぁ！と思ったのでした(^^)


それから、もう１点。
学校での名簿が、私が子どもの頃は男女別名簿で、娘の時は男女混合名簿で、
それが、今また男女別に変わってきていることについての質問があり、
議会が終わってから、男女差別ってまだあるの？みたいな話になったので、
このことも、ちょこっとだけ書いておきます。

1999年に男女共同参画社会基本法ができて、
男女共同参画が進められようとしているところに、
バックラッシュ（揺り戻し）が起きていて、
男女平等の取組みを進める職員に対して、外部からの圧力で不当解雇が行われ、
当人に対する侮辱、人格的利益の侵害という高裁判決が出た事例があります。
名簿が男女別か混合かなんて、些細なことと言えば些細なことですが、
バックラッシュ勢力と、過去の戦争肯定・容認勢力とが重なることのみ書き留めておきます。


市議会傍聴、
三原テレビでも生中継・録画放送がありますが、
空気まで味わえる議場に、ぜひ足をお運びください～(^^)
ドラマチックなこと、ハプニングも起きるかも～☆