the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

議員インターン報告会2020

2020-10-11 07:53:27 | まちづくり
NPO法人ドットジェイピーのプログラム
大学生の「議員インターンシップ」。
2019年春に続いて、
今年8~9月に受け入れさせていただきました!

インターン最終日、そして定例議会最終日のの9月30日に、
インターン報告会を開きました。
26日に開催決定・・・
27日夜にZoomで内容の打合せ・・・
フライヤー作成して28日からお知らせ・・・
という急な開催でしたが、
会場に11人、オンラインで3人のご参加をいただき、
本当にありがたく、感謝感謝です。

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2019年の報告会レポ―トはこちら
https://blog.goo.ne.jp/the_morning_star/e/e9dff9e663939c4a6e65d9e33e5be75b
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港湾ビル1階の「NPO法人みはらまちづくり兎っ兎」さんに会場をお借りしました。


まず、本日の流れと趣旨の説明を私から。
※ドットジェイピーに関する情報はwebページからの抜粋です。












 * * *

2ヶ月の活動報告と政策プラン

2ヶ月の活動内容を決めるにあたって、インターン生2人から、教育格差や、環境問題に関心があるとのことで、環境問題については、かんきょう会議浮城主催の「気候危機」のお話会をきいて、それぞれレポート提出してもらいました。

教育格差については、
●子どもの生活実態調査
●就学援助
●悩み相談や、学校に行きづらい場合の教室(ふれあい教室)
●若者居場所づくり事業
●スクールカウンセラー
について、市役所の担当部署や、現場を担う方々にお話を伺いました。

2人がつくった政策プランのキャッチコピーがこちら

日本で若い人の自殺が多いことなどのデータを示して、
「ちょっと頑張れる」ために必要なことを国の政策としてまとめ、
そのために必要な予算も推定して発表してくれました。
(ドットジェイピーでの発表会が9月中旬にあり、そのプレゼンの再現)

若い世代の学習から就職までをサポートする政策が必要
●多様な学び方ができるようにする
●給付型奨学金の拡充を!
●職場カウンセラーの設置
●若い人が起業しやすくする
●恒常的なサポートで将来の不安を少なく!
●恒常的なサポートで若い人が生きやすい社会を目指す!
が主な主張です。

政策実現のための財源確保策として、
高齢者の医療費負担を引き上げることも盛り込まれていて、
会場から「えっ?!」という反応がありました。
本人達も「当然、高齢者の反対があるでしょう」と述べましたが、
後年度の世代の負担が大きくなることは、ずっと前から指摘されており、
世代間格差の問題も突き付けられました。

 * * *

質問~対談~クロストーク

●若者と未来
「ちょっと頑張ろうと思える国」というテーマを選ぶに至った背景、自分自身や友人の「しんどいかも・・な状況」も話してくれました。会場からの「少子化について、どう思うか?」という質問に、学校のクラス数や人数の変化、「生きづらさを感じる今の状況では、子どもを産みたいと思わない」など、若い世代なりの捉え方に、「ドキッとした」「ショックでした」などの感想も後から伺いました。

※折々でよく使ってますが、三原市の年代別推移はこんな状況です


●若者と政治
「それは、若者と政治をつなげたか」と銘打っての企画!

・自分と政治との距離が、インターン前に100メートルあったとしたら、インターンが終わった今は何メートル?
 →ツバサさんは「30メートル近づいて70メートル地点」
 →チカシさんは「半分近づいて50メートル。地元の政治や行政について知りたい」

・議会を傍聴した感想は?
 →予想通り。女性が少ない。年齢層が高い
 →市長が若くてビックリした

・政治に関する情報は何で得ている?
 →ツイッターが多い

・友達と政治の話をする?
 →ほとんどない
 →コロナ対策については話題になる

・議員になりたいと思う?
 →ツバサさん「美術の教員になりたいので、議員にはならない」
 →チカシさん「議員にはならないと思う。安藤さんみたいに何かやっていて政治的な課題を感じたら、考えるかも?」

・インターンの2ヶ月を踏まえて、これから何をやりますか?
 →ツバサさん「子どもの文化的教養と経済状況について更に研究したい」
 →チカシさん「時間の使い方を変えたい。何をやるかはこれから考える」

 * * *

すべては書き切れませんが、こんな感じで、
最後は2ヶ月間がんばった2人に拍手をいただいて、
無事インターン終了、卒業となりました。
予定時間ピッタリ終了して、
ご参加くださった皆さんから感想をいただけなかったんですが、
「俯瞰的な情報を得るために新聞読んだほうがいいよー」とか、
政策プランの現状で、ここの捉え方が違ってるよーとか、
「がんばってー」とか、
終わってから、声を掛けていただいてました。
ありがとうございました!!!

 * * *

前回は参加アンケートも作ったのですが、
今回はそれもできず・・・
翌日、とっても嬉しい感想をいただきました!!!
ありがとうございます!!!
ーーーーー
昨日はお疲れ様でした。とても素晴らしい報告会でした。感想も何もお伝えする事が出来なかったので、メールで伝えさせて下さい。ツバサさんと、チカシさんにも、よろしければお伝えください。

ツバサさんの最初の報告は、原稿を淡々と読んでらっしゃる感じだったので、正直なところそれほど印象に残らなかったのですが、こどもの教育について、格差について、またカウンセラーと医師でチームを組まれているご夫婦のお話について語られている時は、ツバサさんの熱が伝わってきたように感じました。

ご自分がやりたい事、興味、関心がある事を明確に持っていて、それを沢山の大人の前でも物怖じせず、堂々と語られていたのがとても素晴らしいなと感じました。ご自身の事をネガティブと仰っていましたが、ある意味では冷静に世の中を見渡して、その中で自分ができる事、やりたい事に向かって着実に前進しているという風に僕からは見えました。ご自分の夢に向かって、困難な事にもぶつかるとは思いますが、これからも一歩ずつ前に進んでいって下さい。

チカシさんのご報告は、原稿もあったのでしょうが、それをそのまま読むという感じではなく、ご自分の雰囲気を活かして自然に語っている感じがして、とても楽しく聴かせて頂きました。街頭演説が一番面白かったという話題が印象に残っています。お二人がどんな演説をされたのか、聞いてみたかったです。それから、本郷処分場のイベントは、僕も参加させて頂いたので、その事について触れて下さった事が嬉しかったです。こんなおかしな産廃処分場建設がまかり通ってはいけないと、僕も思っています。

チカシさんは、20歳?とまだお若い中、言葉遣いなどは若者らしい感じでしたが、それでも自分の思っている事や、感じた事を、自分の言葉で表現しようと努め、自分の雰囲気で語る事のできる方だと感じました。それは、中々できない事だと思います。是非、ご自分の良さ、その雰囲気を活かして色んな事にチャレンジしてみて下さい。

お二人が、この議員インターンシップに興味を持ち、実際に実行に移したという事が本当に素晴らしい事だと思いますが、志保さんを選ばれて、志保さんの元に就かれたというのが、とても幸運な事だったのではないかと、僕は思いました。チカシさんが言っていた、安藤さんすげえ、は同感です。笑 ご自身も相当ご多忙の中で、昨夜のような報告会を企画されて、実現される所が本当にすごいなと感じました。僕はとても志保さんの真似はできませんが、どんなに忙しくても大切だと思う事は実行される姿を見習って、2020年の残り3か月を過ごそうと思います。

長々と、まとまりのない感想になってしまい、大変失礼いたしました。ギリギリのご連絡になってお騒がせしましたが、参加させて頂く事ができて、良かったです。お声かけくださり、ありがとうございました!

 * * *

私自身もたくさん刺激を受けたインターン受け入れ期間!
いちばん良い人が来てくれたんじゃないかと思うくらい素晴らしい2人でした。
そして、取材させていただいたり、報告会にご参加いただいたり、
関わってくださった皆様、ありがとうございました!!!




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