定例議会が終わりました。
特別職・議員の期末手当を増額する条例と、
その条例に基づく増額を含む補正予算に反対しました。
* * *
常日頃、
「合意形成がいかにあるべきか」
を市長サイドに対して求める私自身として、
議会内で合意形成できないまま最後まで主張を貫ぬく形になり、
モヤモヤ感もありつつ、
でも、
出来るだけのことをやったという気持ちもあります。
補正予算の反対については、
特別職と議員の期末手当増額分を削除する修正案も提出しました。
「補正予算の修正案」は、三原市議会初だったようです。
* * *
「細かすぎる」
「こだわりが強すぎる」
とか言われるけど、
私としては、議員になってから、
ずいぶん譲歩する・・というか、
自分の意思とは違っても、
違う見方・考え方を受け入れて判断するようになった。
でも、
「このまま進むと良くない結果になる」
超えてはいけないラインを感じる場合、
すごくしつこい。
反対するために、すごい細部まで指摘する。
それが、
「細かすぎる」
「こだわりが強すぎる」
と言われるところなんだろうなぁ
と自分では思っているけど、どうだろう。
* * *
特別職・議員の期末手当を増額する条例に対する反対討論は、
反対の根拠として色々データも調べてはいたけれど、
「引き上げの妥当性」も述べつつ、
できるだけ淡々と、
できるだけ簡潔に、
討論を行いました。
* * *
私は、議第132号三原市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例、 及び 三原市議会の議員の 議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、反対の立場で討論致します。
この条例改正は、市長、副市長、教育長、議長、副議長、議員の期末手当を増額するものですが、例年通り、人事院勧告に準じて、民間の給与水準とバランスをとるために、調整が行われるものです。近年の推移を見ますと、平成20年のピークの後は大きく落ち込み、平成26年から徐々に復調してきています。広島県の平均年収も、平成26年から上昇傾向にあります。
これまでの流れを受けて、例年通り、人事院勧告に準ずる条例改正が提案されたわけですが、私は、今年については、「例年通り」が通用しない、「例年通り」ではいけないと思います。なぜならば、これまで経験したことのない甚大な被害の災害を体験し、その影響がまだ大きく残っているからです。
災害からの復旧・復興に向けて、議会としても、また議員各位におかれても、取り組まれているところではありますが、あらゆる判断において、災害のことを抜きには考えられないと思うのです。
言うまでもなく、私達議員の報酬、市の特別職の給与は、市民のみなさんが納めてくださった税金です。被災された方々は、市税などを、納付期限の延長対応で納めていただいたり、減免申請をされたり、という状況です。その痛みを分かち合う判断が必要ではないでしょうか。
条例改正の質疑の中で、災害を受けた事情を考慮しなかったのか尋ねたところ、広島県内の他の市へ問い合わせた結果、同様に、人事院勧告に準じて増額を行う趣旨の答弁をいただきましたが、私達は、横を見て判断するのではなく、市民のほうへしっかり向き合い判断すべきだと思います。
以上の理由により、議第132号に反対致します。
* * *
結局可決されてしまったので、下記の内容で増額になります。
1期目の時に「受け取り拒否したい!」と言ったら、
それはできないし、寄付行為(違反)になるとのことでした。
まあ、こっそり募金箱に入れるくらいでしょうか。。。
他の議員さん方では「飲みに行って経済効果を及ぼす」という方も。
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* * *
余談ですが、
水道料金に関して無作為抽出1000人に行ったアンケートで、
自由記述のコメントに、
議会や行政への不信感を書かれているものが多くあり、
議会報告会への参加や「市民の声」などで積極的に届けるには至らない人も、
「きかれれば答える」という中での意見で、
議会・行政は、こんなふうに見られているのだなぁと思ったのでした。
その距離を変える機会は様々あるけれど、
今回は、
その距離が開いてしまう道へ進んでしまったと、
残念でなりません。
* * *
今年の有機農家の収穫祭で、
我が家に新しく仲間入りした多肉ちゃんに癒されています。
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特別職・議員の期末手当を増額する条例と、
その条例に基づく増額を含む補正予算に反対しました。
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常日頃、
「合意形成がいかにあるべきか」
を市長サイドに対して求める私自身として、
議会内で合意形成できないまま最後まで主張を貫ぬく形になり、
モヤモヤ感もありつつ、
でも、
出来るだけのことをやったという気持ちもあります。
補正予算の反対については、
特別職と議員の期末手当増額分を削除する修正案も提出しました。
「補正予算の修正案」は、三原市議会初だったようです。
* * *
「細かすぎる」
「こだわりが強すぎる」
とか言われるけど、
私としては、議員になってから、
ずいぶん譲歩する・・というか、
自分の意思とは違っても、
違う見方・考え方を受け入れて判断するようになった。
でも、
「このまま進むと良くない結果になる」
超えてはいけないラインを感じる場合、
すごくしつこい。
反対するために、すごい細部まで指摘する。
それが、
「細かすぎる」
「こだわりが強すぎる」
と言われるところなんだろうなぁ
と自分では思っているけど、どうだろう。
* * *
特別職・議員の期末手当を増額する条例に対する反対討論は、
反対の根拠として色々データも調べてはいたけれど、
「引き上げの妥当性」も述べつつ、
できるだけ淡々と、
できるだけ簡潔に、
討論を行いました。
* * *
私は、議第132号三原市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例、 及び 三原市議会の議員の 議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、反対の立場で討論致します。
この条例改正は、市長、副市長、教育長、議長、副議長、議員の期末手当を増額するものですが、例年通り、人事院勧告に準じて、民間の給与水準とバランスをとるために、調整が行われるものです。近年の推移を見ますと、平成20年のピークの後は大きく落ち込み、平成26年から徐々に復調してきています。広島県の平均年収も、平成26年から上昇傾向にあります。
これまでの流れを受けて、例年通り、人事院勧告に準ずる条例改正が提案されたわけですが、私は、今年については、「例年通り」が通用しない、「例年通り」ではいけないと思います。なぜならば、これまで経験したことのない甚大な被害の災害を体験し、その影響がまだ大きく残っているからです。
災害からの復旧・復興に向けて、議会としても、また議員各位におかれても、取り組まれているところではありますが、あらゆる判断において、災害のことを抜きには考えられないと思うのです。
言うまでもなく、私達議員の報酬、市の特別職の給与は、市民のみなさんが納めてくださった税金です。被災された方々は、市税などを、納付期限の延長対応で納めていただいたり、減免申請をされたり、という状況です。その痛みを分かち合う判断が必要ではないでしょうか。
条例改正の質疑の中で、災害を受けた事情を考慮しなかったのか尋ねたところ、広島県内の他の市へ問い合わせた結果、同様に、人事院勧告に準じて増額を行う趣旨の答弁をいただきましたが、私達は、横を見て判断するのではなく、市民のほうへしっかり向き合い判断すべきだと思います。
以上の理由により、議第132号に反対致します。
* * *
結局可決されてしまったので、下記の内容で増額になります。
1期目の時に「受け取り拒否したい!」と言ったら、
それはできないし、寄付行為(違反)になるとのことでした。
まあ、こっそり募金箱に入れるくらいでしょうか。。。
他の議員さん方では「飲みに行って経済効果を及ぼす」という方も。
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余談ですが、
水道料金に関して無作為抽出1000人に行ったアンケートで、
自由記述のコメントに、
議会や行政への不信感を書かれているものが多くあり、
議会報告会への参加や「市民の声」などで積極的に届けるには至らない人も、
「きかれれば答える」という中での意見で、
議会・行政は、こんなふうに見られているのだなぁと思ったのでした。
その距離を変える機会は様々あるけれど、
今回は、
その距離が開いてしまう道へ進んでしまったと、
残念でなりません。
* * *
今年の有機農家の収穫祭で、
我が家に新しく仲間入りした多肉ちゃんに癒されています。
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