福島からの避難政府交渉

「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」などの
「避難促進・自主避難支援を求める政府交渉」に参加しました。

国や県の対応はあまりにも遅く、
そして、子どもたちを含めて健康や命を守ろうという誠実さが感じられません。
自主避難ができればいいけれど、それも簡単ではなく、
福島で今も暮らす人たち自ら、自分たちにできることをと、
調べられることを調べ、
購入できる機材を購入し、
そして行政サポートが必要なことについて交渉していく、
そんな必死の思いが伝わる現場でした。

とてもショックだったのは、
フランスのACROという機関に依頼して尿検査を行ったところ、
６歳から１６歳の１０人中１０人の尿からセシウム１３４、セシウム１３７が検出されたこと。
内部被ばくが確実になりました。
こうしてデータとしてはっきり出てくるとショックが大きい。。。。
「大丈夫」と言われ続け信じていたけれど、結果を知り、事実を知り、
引っ越しを決意した子どもさんもおられるそうです。

尿検査を速やかかに行って、しかるべき対応をしてほしい！
当然の要望で、当然行われるべきことだと思うのに、
「持ち帰って検討する」「関係先に伝える」などの官僚答弁。
こんなことを繰り返してもうすぐ４ヶ月が経つ。

肝心の国会は政権争いばかり。
今、何をやるべきなのか、しっかり考えてほしい。

私は一主婦として、そして有権者として、
例え小さくても、できることをやっていきます。
影響力があり、大きな力を持つみなさんにも、ぜひがんばってほしいです。