IPCC と聞いてピンとくる人が、どれくらいおられるでしょう?
Intergovermental Panel on Climate Change
気候変動に関する政府間パネルのことで、
IPCCリポート、その報告書は、
1990年に発表された第1次報告書から、
2014年に発表された第5次報告書まであります。
2007年に発表された第4次報告書に、
盗まれたメール履歴から誤りがあることが発覚して
「クライメートゲート事件」とも呼ばれ、
温暖化懐疑論が広まるきっかけにもなりました。
なんでもそうだけれど、
不祥事発覚は大きく報道されるけれど、
どう検証が行われたかは、あまり報道されてきていませんが、
当然のことながら、独立機関による調査・検証が行われ、
ごくごく一部のデータの誤りはありながらも、
結論に影響するものではないことが認められました。
その後、さらに情報を補強して、
2014年に、第5次報告書が発表されています。
懐疑論者であった大学の研究者が、
懐疑論を支持するアメリカの石油系ロビーの研究資金を得て調査をした結果、
IPCCの主張を裏付けることになった出来事もありました。
懐疑論は、一部の知見からのものであり、
様々な領域に属する2000人以上の関係者によって調査・研究・協議されている
統合的な知見であるIPCCリポートを覆すだけのものには
なり得ないのではないかと思います。
だけれども、
やはり、一度失った信頼を取り戻すのは大変で、
ひとりでも多くの人に気候変動の「いま」を伝え、
低炭素社会にふさわしいライフスタイルへの変化を働きかけていくために、
この度、IPCCリポートコミュニケーター、気候変動の「伝え手」が
募集拡大されることになりました。
■IPCCリポートコミュニケーターの募集拡大について、詳しくはこちら
http://funtoshare.env.go.jp/pickup/news/20151013a
■IPCCリポートコミュニケーター ウェブサイトはこちら
http://funtoshare.env.go.jp/ipcc-report/
■IPCCリポートコミュニケーター 登録申請はこちら
https://funtoshare.env.go.jp/ipcc-report/communicator/register
広島県では、IPCCリポートコミュニケーター養成セミナーが開かれます。
日時 11/13日(金)10:00~17:00
場所 広島県公衆衛生会館6階講堂(広島市中区広瀬北町9-1)
内容 伝達手法の学習とワークショップ
定員 30人程度
申込 申込には事前学習(Eラーニングの修了)が必要です
問合せ 脱温暖化センターひろしま(TEL 082-293-1512)
トヨタが、2050年ビジョンを発表し、
生産工程でのCO2排出ゼロを掲げたことが大きく注目されていますが、
企業が大きく変わり始めていると感じます!
ビジネスセミナーでも、
企業は水リスクにとう備えるか、
水産物のサステナブル調達、
などのテーマのものを多く見るようになり、
これまでは、CSR(社会責任)という文脈で語られることが多かった環境への取組が、
企業の持続性をかけた喫緊の課題となってきていることを感じます。
トヨタの生産工程でのCO2ゼロは、
サプライヤー全体がCO2排出ゼロを求められることになります。
中小企業も含めて、どう転換への舵をきっていけるのか、
大きなチャレンジとなりそうです!
そんなチャレンジ&チェンジの一端を担うIPCCリポートコミュニケーター、
ぜひ、多くの方にチャレンジしていただきたいと思っています。
Intergovermental Panel on Climate Change
気候変動に関する政府間パネルのことで、
IPCCリポート、その報告書は、
1990年に発表された第1次報告書から、
2014年に発表された第5次報告書まであります。
2007年に発表された第4次報告書に、
盗まれたメール履歴から誤りがあることが発覚して
「クライメートゲート事件」とも呼ばれ、
温暖化懐疑論が広まるきっかけにもなりました。
なんでもそうだけれど、
不祥事発覚は大きく報道されるけれど、
どう検証が行われたかは、あまり報道されてきていませんが、
当然のことながら、独立機関による調査・検証が行われ、
ごくごく一部のデータの誤りはありながらも、
結論に影響するものではないことが認められました。
その後、さらに情報を補強して、
2014年に、第5次報告書が発表されています。
懐疑論者であった大学の研究者が、
懐疑論を支持するアメリカの石油系ロビーの研究資金を得て調査をした結果、
IPCCの主張を裏付けることになった出来事もありました。
懐疑論は、一部の知見からのものであり、
様々な領域に属する2000人以上の関係者によって調査・研究・協議されている
統合的な知見であるIPCCリポートを覆すだけのものには
なり得ないのではないかと思います。
だけれども、
やはり、一度失った信頼を取り戻すのは大変で、
ひとりでも多くの人に気候変動の「いま」を伝え、
低炭素社会にふさわしいライフスタイルへの変化を働きかけていくために、
この度、IPCCリポートコミュニケーター、気候変動の「伝え手」が
募集拡大されることになりました。
■IPCCリポートコミュニケーターの募集拡大について、詳しくはこちら
http://funtoshare.env.go.jp/pickup/news/20151013a
■IPCCリポートコミュニケーター ウェブサイトはこちら
http://funtoshare.env.go.jp/ipcc-report/
■IPCCリポートコミュニケーター 登録申請はこちら
https://funtoshare.env.go.jp/ipcc-report/communicator/register
広島県では、IPCCリポートコミュニケーター養成セミナーが開かれます。
日時 11/13日(金)10:00~17:00
場所 広島県公衆衛生会館6階講堂(広島市中区広瀬北町9-1)
内容 伝達手法の学習とワークショップ
定員 30人程度
申込 申込には事前学習(Eラーニングの修了)が必要です
問合せ 脱温暖化センターひろしま(TEL 082-293-1512)
トヨタが、2050年ビジョンを発表し、
生産工程でのCO2排出ゼロを掲げたことが大きく注目されていますが、
企業が大きく変わり始めていると感じます!
ビジネスセミナーでも、
企業は水リスクにとう備えるか、
水産物のサステナブル調達、
などのテーマのものを多く見るようになり、
これまでは、CSR(社会責任)という文脈で語られることが多かった環境への取組が、
企業の持続性をかけた喫緊の課題となってきていることを感じます。
トヨタの生産工程でのCO2ゼロは、
サプライヤー全体がCO2排出ゼロを求められることになります。
中小企業も含めて、どう転換への舵をきっていけるのか、
大きなチャレンジとなりそうです!
そんなチャレンジ&チェンジの一端を担うIPCCリポートコミュニケーター、
ぜひ、多くの方にチャレンジしていただきたいと思っています。
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