the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

防災のこと

2016-09-24 22:53:49 | まちづくり
2016-07-22の投稿で、
> 最初は、健康、食や医療に関心を持つようになり、
> 個人的に摂取するものに気を付けるだけでは健康が守れないことに気付いて、
> 環境問題に関心を持つようになり、
> 命を脅かすものが、健康だけではないことに気が付いて、
> 様々な社会問題に関心を持つようになり、
> 現在、
> 命を脅かすものとして、自然災害に向き合わないわけにはいかなくなりました。
と書いておりました。

8月の定例おしゃべり会のメインテーマは
「自然災害に備えていますか?」でしたが、
こちらの報告をブログに書けていないまま早や1ヶ月。。
今日は、
朝から昼過ぎまで、二中の防災キャンプに参加させていただき、
午後は「防災・復興に活かされる男女共同参画」と題したお話をきかせていただき、
防災について考えさせられる1日でした。

二中の防災キャンプは、今年で2年目。
昨年キャンプの様子、感想は、こちらに書いています。
http://blog.goo.ne.jp/the_morning_star/e/37c8d5c079af35506d28a96ea2496801


<防災意識を広げること>

防災・減災・被災対応として、まず真っ先にくる自助ですが、
その意識啓発は、まだまだ進んでおらず、課題と感じています。
おしゃべり会でも、
・ハザードマップが家に届いたけど、開いていない、見ていない
・地域の自主防災訓練に1回行ったらもういいかなと思って行ってない
・防災について、特に家族で話したり備えたりはしていない
などの声もありました。

「防災に興味があったわけじゃないけど、志保さんのおしゃべり会だから参加して、
 土砂災害警戒区域図などを確認したりできて良かった」とも言っていただいて、
意識啓発を進める方法として、身近な人へ伝えていくことが大事だと感じています。

大人への啓発はなかなか難しく、小学校などで防災学習をしてもらって、
 子ども達から地域の人へ伝えるのが有効ではないか
」というご意見もいただきました。
(環境学習などもそういう面があるな~と思います)
二中での防災キャンプなど防災学習の取り組みや、
二中におられた先生が他校に転勤され、
そちらの学校でも防災学習を進め始めておられることなども
おしゃべり会でお伝えさせていただきました。

今年の防災キャンプでは、
昨年よりも多い参加で、昨年に続いて2回目参加の生徒さんもおられました。
最後の感想では、「帰って親にも防災のことを伝えたい」などの感想があり、
爆発的に広がるわけではないけれど、
人から人へと伝えていくことの大切さを感じています。

二中の生徒さん達、とっても頼もしいです!!!


<共助の仕組み>

おしゃべり会では、
「大きな災害があるとボランティアで応援に行ったりするけど、
 三原でもそういう仕組みってあるの?」という質問もありました。
ご近所や自主防災組織、消防団などで対応していただいてる現状が多いと思いますが、
平成13年の芸予地震、平成16年の台風・高潮被害の時には、
三原で災害ボランティアセンターが立ち上げられ、
個人宅などへボランティア派遣のマッチングなどされておりました。

ただ、そういう時に、
「知らない人に家に入って手伝ってもらうのは気が引ける」
「汚いところでボランティア作業してもらうのは申し訳ない」
などの理由で、相談されても結局ボランティアを断られるケースもあったそうで、
受援力が大事なんだそうです。

受援力って知らなかったのですが
内閣府のこんなパンフレットも発行されてるんですね~
http://www.bousai-vol.go.jp/juenryoku/

受援力・・・助けてーって言うこと、助けてもらうこと、
なかなか出来づらいこの頃のような気がしますが、
防災のことだけでなく、こういう共助関係って、とっても大事!
日常の受援力を意識していきたいと思います(^^)


<話し合うこと~クロスロード>

昨年の二中防災キャンプの「クロスロード」では、全体の班の様子を見せていただき、
いろんな場面での判断を難しいな~~~と思っていたのですが、
今回は、1つの班にはいらせていただいて、その難しさを体感!
「クロスロード」のような合意形成・意見調整のための話し合いの大切さを、
昨年のブログにも書いたのですが、
体験して、さらにそう感じました。
婚活イベントで相性を知るための、認識や判断のズレを把握したり、話し合ったりするゲームもあるのですが、
家族でも、価値判断基準を冷静に話し合うために有効かも!!!と思いました(^^)


<おしゃべり会でいただいたご質問>

:配布されたハザードマップ発行は平成22年。避難所になってた施設がなくなってるケースもあります。更新版は発行されてるの?
:ハザードマップの冊子のほうでは更新版は発行されていません。新たに追加された避難所など最新情報は、ホームページでご確認いただくことができます。→ http://www.city.mihara.hiroshima.jp/soshiki/19/itizihinanbasyo.html

:近所の避難所としてフジグランがあります。夜でも避難できるの?
:フジグランは、津波の場合の指定で、屋上に避難する想定です。夜でも、津波避難場所として使っていただけます。

:川の水量が発表されるけど、誰かが測ってるの?
:自動計測で、随時、ホームページで更新されています。こちらでどなたでもご確認いただけます。
  → 広島県の防災情報システム
  → 三原市内の河川


<防災について、知る・考える機会>

◆女性人材育成セミナーのプログラムの1つが、今年は防災になりました。
締め切りを過ぎていますが、もしご希望の方がおられたら、ご相談ください。


◆三原市災害ボランティア養成講座
12月3日(土)9:30~12:00


 * * *

世界リスク報告2016年版によると、
日本は自然災害のリスクが世界4位!
インフラ整備や医療体制などの構築によって総合評価は17位ですが、
それでも、先進国の中ではダントツの高リスクです。
http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2016/08/20160829_02.html

二中防災キャンプには、小さな子どもさん連れファミリーもお泊り参加されてましたが、
きいてみると、ご夫婦ともに関東・東海のご出身。自然災害への意識が高い地域。

いつ来るかわからないこと、できれば来てほしくないことに備えるのは、
人間の心理として、なかなか難しくはあるけれど、
「非常時への備えをわざわざする防災」から、
「日常の応用の防災」へと変わってきていることなども教えていただきました。
アウトドアの知識や体験、自然と日常的に触れ、学ぶことなども、
しっかりやっていかなくては~~~と思っています!

 * * *

<おすすめアプリ>私も入れてます
◆ヤフー防災速報(地震、大雨などの速報をケータイに!)
  http://emg.yahoo.co.jp/
◆ココダヨ(登録4人までで位置情報・安否情報の確認)
  http://www.cocodayo.jp/
◆Skyマップ(星座で方角を読み取れるよう、子どもさんと星空を楽しんでください♪)
  いろいろあるので、お気に入りをインストールしてみてください。

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