原発と火山

東日本大震災で、地震と津波による甚大な被害とともに、
原発によっても、深刻な被害がもたらされ、
その影響は、３年半が経つ今も、まだまだ解決は程遠い状態。
直後には、さすがにもう原発依存はないでしょ！という雰囲気が広がっていると感じていたけれど、
「原子力ムラ」の力の大きさを感じるこの頃です。

2011年５月の福山でのイベント「お金にたよらないで幸せに暮らせる方法」の時に、
田中優さん、江守正多さんが言われていたことを、
改めて、なるほど～～～～と思ってしまいます。
http://blog.goo.ne.jp/the_morning_star/e/59d1106aa642471f3aee85e8e369bebe
（↑ブログ内記事↑）

現代ビジネスのwebサイトに、古賀茂明さんのメルマガの一部が紹介されていて、
巧妙に、着々と、原発政策が推し進められていることが書かれていました。
「原発推進に向けてひた走る安倍政権の戦略」（現代ビジネス-2014/09/19）
→　http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40473
ついに出た本命　原発の電力の買い取り価格保証制度
それは、一言で言うと、
――電力自由化が進むと、いろいろな電力会社が競争することになり、原子力発電による電力が、そのコストに見合った価格で売れる保証がなくなるので、赤字になるかもしれない。それでは困るので、その赤字分だけ電力需要家（消費者、企業）に電力料金として上乗せして請求することを認めよう――
※緑字部分引用

東京電力の福島第一原発の事故を受けて、原発の新たな安全基準が設けられたことにしても、
「基準」であって、「安全を保証するものではない」というのは、よく言われるところ。
その第一号として、審査を通過した川内原発は、周辺に火山があって、
http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_energy-genpatsu-sendai20140716j-02-w330
（↑時事ドットコム「川内原発周辺の火山とカルデラ」ページにリンク↑）
火山学者の警告を無視するように、「火山の噴火は予測が可能」としていたけれど、
九州電力のその主張を否定するように、御嶽山の噴火が起きてしまった。。。
東京電力の原発事故で言われた「想定外」。
地球から、火山を想定するように言われていると思えてなりません。




亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。