長野での「みんなのエネルギー・環境会議(MEEC)」でご縁をいただき、
田坂広志さんから「風の便り」をいただいています。
とても共感する内容なので、転載させていただきます。
2通(2冊)続けてのご紹介ですが、
どちらも、私も本を購入させていただこうと思います(^^)
この震災を経て、どう生きるか、
私たち1人ひとりが問われているような気がします。
弱い人、小さい人の声が、かき消されることなく、
ちゃんと聞き届けられる社会でありますように☆
======================================================
田坂広志 「風の便り」 特別便
新著
『いかに生きるか』
- 震災後の新たな日本を拓く7つの言葉 -
を上梓しました
======================================================
田坂です。
ご無沙汰しています。
明日、12月29日、
3月11日の東日本大震災以来、初めての
新著を上梓します。
『いかに生きるか - 震災後の新たな日本を拓く7つの言葉』
この新著は、大震災直後の3月23日に
社会起業大学において行った講演、
『いま、あなたに何ができるのか』
が、ネット・ラジオで放送されたところ
多くの方々から深い共感を頂いたことから、
この講演のメッセージを、
書籍の形でも多くの方々にお伝えしたいと考え、
上梓したものです。
この新著に興味のある方は、
下記のサイトで入手して頂ければ幸いです。
http://amzn.to/th5PhL
また、社会起業大学での講演、
『いま、あなたに何ができるのか』に興味のある方は、
下記のサイトで、お聴きください。
http://www.sophiabank.co.jp/audio/japanese/2011/03/post_340/
この新著は、「散文詩」の形で語られたメッセージですが、
下記に、冒頭の部分を紹介させて頂きます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『いかに生きるか - 震災後の新たな日本を拓く7つの言葉』
2011年3月11日、
午後2時46分。
突如、襲った
東日本大震災。
この大震災によって、
自分の人生が大きく変わった。
そう思われている人は、
決して少なくない。
それは、決して
被災地の方々だけではない。
直接に被害を受けなかった
我々日本人の多くが、
そう感じている。
この大震災によって、
自分の人生が大きく変わった。
そう感じている。
では、なぜ、
我々の人生が変わったのか。
突如襲った大地震、大津波、
そして、それに続く、原発の事故。
その災害直後から、次々と
テレビで報道される被災地の状況。
一瞬にして破壊された街並み、
九死に一生を得て避難した人々、
家族を失って嘆き悲しむ人々。
そうした映像を観ながら、
我々日本人の誰もが、
心の中で、こう感じていた。
あの被災地のために、
あの被災者の方々のために、
自分に何かできないだろうか、
自分に何ができるだろうか。
誰もが、そう感じていた。
そう感じた瞬間に、
直ちに被災地へ救援に駆けつけた人々がいた。
直ちに義援金を集めるために立ち上がった人々がいた。
そして、さらに、
自分の仕事を通じて被災地のために何ができるかを
考え始めた人々がいた。
誰もが感じていた。
あの被災地のために、
あの被災者の方々のために、
自分に何かできないだろうか。
自分に何ができるだろうか。
そして、その瞬間から、
変わり始めた。
我々の人生が。
静かに、しかし、確かに、
我々の人生が、変わり始めた。
我々の生き方が、
そして、働き方が、
静かに、そして、確かに、変わり始めた。
では、この東日本大震災によって、
我々の生き方と働き方は、
これから、どう変わっていくのか。
これから、どう変わっていかなければ
ならないのか。
そのことを知るためには、
一つの根源的な問いを、
問わなければならない。
一つの根源的な問い。
それは、何か。
東日本大震災。
それは、
なぜ、起こったのか。
その問いを、
問わなければならない。
(以下、続く)
------------------------------------------------------
このメッセージメール「風の便り」は、
田坂広志がご縁をいただいた方々、
「未来からの風フォーラム」のメンバーの方々、
「社会起業家フォーラム」のメンバーの方々に
お送りしています。
この「風の便り」は、皆さんの友人や知人の方々へも、
遠慮なく、送って差し上げてください。
ささやかな縁と共感の輪が広がるならば、幸いです。
======================================================
田坂広志 「風の便り」 特別便
新著
『官邸から見た原発事故の真実』
- これから始まる真の危機 -
を上梓しました
======================================================
田坂です。
いよいよ、激動の2011年も、
残すところ、あと3日余りとなりました。
私にとって、今年は、
未曾有の福島原発事故への対策のために、
3月29日に内閣官房参与として官邸に入り、
事故収束のために苦闘した5か月と5日が
得がたい経験となりました。
2011年の総括を兼ね、
この福島原発事故の真実を語った新著を、
来年1月17日に上梓します。
『官邸から見た原発事故の真実 - これから始まる真の危機』
この新著は、現在、下記のサイトで
予約を受け付けています。
http://amzn.to/vt0ESY
この新著は、10月14日に
日本記者クラブにおいて行った講演、
福島原発事故が開けた「パンドラの箱」
- 野田政権が答えるべき「国民の7つの疑問」 -
が、公開1週間で4万人を超える方々に視聴して頂き、
多くの共感を頂いたことから、
書籍の形で、さらに詳しく語ったものです。
この新著においては、最悪の場合、
「首都圏三千万人の避難」という事態も起こり得たことを、
率直に述べています。
なお、この講演の動画をご覧になりたい方は、
下記のサイトをご覧ください。
http://www.youtube.com/user/jnpc#p/u/0/bMRD3p2nuuI
最後に、参考までに、
この新著の目次を、下記に紹介させて頂きます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ 第一部 官邸から見た原発事故の真実 ■
福島原発事故が開いた「パンドラの箱」
原発事故、現在の「最大のリスク」は何か
「首都圏三千万人の避難」という最悪シナリオ
3月15日東京駅の異様な光景
アメリカが首都圏避難を勧告しなかった理由
「幸運」に恵まれた福島原発事故
「冷温停止状態」の達成は入口に過ぎない
「安全」を語ることの自己催眠
楽観的空気が生み出す「最悪の問題」
「国民からの信頼」を回復できない理由
「身」を正し、「先」を読む
「汚染水処理」が生み出す新たな難問
原子力発電が背負う「宿命的問題」
原子力が軽視してきた「アキレス腱」
「絶対安全な原発」でも解決しない問題
放射性廃棄物問題の本質は何か
証明できない「十万年後の安全」
「技術」を超えた廃棄物の問題
国民の判断を仰ぐための「絶対的条件」
「原子力反対派」も直面する難問
政府が答えるべき「国民の7つの疑問」
■ 第二部 政府が答えるべき「国民の七つの疑問」 ■
●第1の疑問 原子力発電所の安全性への疑問●
「最高水準の安全性」という言葉の誤解
原子力の「安全思想」の落し穴
人的、組織的、制度的、文化的要因こそが原因
SPEEDIと環境モニタリングが遅れた理由
行政機構の「組織的無責任」
日本と全く違うアメリカの規制文化
省みるべき「経済優先の思想」
国民が納得しない「玄海原発の再稼働」
「暫定的な解決策」としてのストレステスト
「原子力安全庁」に問われるもの
「国民の不信」を増長する諸問題
「地元の了解」から「国民の納得」へ
浜岡原発が突き付けた「究極の問題」
「確率論的安全評価」の限界
「千年に一度」という言葉の怖さ
「確率値の恣意的評価」という落し穴
原子力の「最高水準の安全性」を実現するとは
「行政改革の突破口」でもある原子力の改革
●第2の疑問 使用済み燃料の長期保管への疑問●
「原発」の安全性とは「原子炉」の安全性のことか
「剥き出しの炉心」となる燃料プール
福島原発の「現在の潜在リスク」
「過去の常識」が通用しない災害
全国に飛び火する「燃料プール問題」
考えたくなかったシナリオ
燃料プールが直面する「次なる問題」
行き場の無い「使用済み燃料」
再処理工場の先に待ち受ける問題
●第3の疑問 放射性廃棄物の最終処分への疑問●
「煮ても焼いても」減らない放射能
「処分場選定」が必ず突き当たる社会心理
「中間貯蔵」というモラトリアム
NIMBYからNOPEへ
日本で広がるNIMBY心理
突如「現在の問題」になった高レベル廃棄物
「廃炉」という概念を超えた福島原発
前例と経験が皆無の「福島廃炉計画」
●第4の疑問 核燃料サイクルの実現性への疑問●
「蜃気楼計画」と揶揄される核燃料サイクル
「信頼」を失う「透明性の欠如」
「2つの問題」を分けるべき高速増殖炉計画
福島原発事故によって消えた地層処分の可能性
●第5の疑問 環境中放射能の長期的影響への疑問●
「直ちに影響はない」という言葉の社会心理
「除染」で放射能は無くならない
すべての環境は「除染」できない
「除染」は効果が分からない
「除染」を行う本当の理由
「精神的な被害」も「健康被害」
リスク・マネジメントへの「皮肉な批判」
「土壌汚染」の先に来る「生態系汚染」
理解されていない「モニタリングの思想」
●第6の疑問 社会心理的な影響への疑問●
最大のリスクは「社会心理的リスク」
「国民の知る権利」と「情報公開の原則」
なぜ放射能は社会心理的影響が大きいのか
原子力に携わる人間の「矜持」
「信頼」を失うほど増える「社会心理的リスク」
「社会心理的コスト」への跳ね返り
原子力が考慮しなかった「社会的費用」
●第7の疑問 原子力発電のコストへの疑問●
増大する原子力発電のコスト
除外されてきた原子力発電のコスト
算入ではなく考慮するべき「目に見えないコスト」
■ 第三部 新たなエネルギー社会と参加型民主主義 ■
「脱原発依存」のビジョンと政策
「政策」ではなく「現実」となる脱原発依存
TMI事故が止めた新増設
計画的・段階的・脱原発依存の意味
「現実的な選択肢」を広げることが政府の義務
現実的な選択肢を広げる「四つの挑戦」
「国民の選択」という言葉の欺瞞
2021年3月11日の「国民投票」
オープン懇談会がめざした「国民に開かれた官邸」
「観客型民主主義」から「参加型民主主義」へ
東日本大震災で芽生えた「国民の参加意識」
「参加型エネルギー」としての自然エネルギー
「政府と国民の対話」の新たなスタイル
5か月と5日の官邸で見た「現実」
------------------------------------------------------
このメッセージメール「風の便り」は、
田坂広志がご縁をいただいた方々、
「未来からの風フォーラム」のメンバーの方々、
「社会起業家フォーラム」のメンバーの方々に
お送りしています。
この「風の便り」は、皆さんの友人や知人の方々へも、
遠慮なく、送って差し上げてください。
ささやかな縁と共感の輪が広がるならば、幸いです。
田坂広志さんから「風の便り」をいただいています。
とても共感する内容なので、転載させていただきます。
2通(2冊)続けてのご紹介ですが、
どちらも、私も本を購入させていただこうと思います(^^)
この震災を経て、どう生きるか、
私たち1人ひとりが問われているような気がします。
弱い人、小さい人の声が、かき消されることなく、
ちゃんと聞き届けられる社会でありますように☆
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田坂広志 「風の便り」 特別便
新著
『いかに生きるか』
- 震災後の新たな日本を拓く7つの言葉 -
を上梓しました
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田坂です。
ご無沙汰しています。
明日、12月29日、
3月11日の東日本大震災以来、初めての
新著を上梓します。
『いかに生きるか - 震災後の新たな日本を拓く7つの言葉』
この新著は、大震災直後の3月23日に
社会起業大学において行った講演、
『いま、あなたに何ができるのか』
が、ネット・ラジオで放送されたところ
多くの方々から深い共感を頂いたことから、
この講演のメッセージを、
書籍の形でも多くの方々にお伝えしたいと考え、
上梓したものです。
この新著に興味のある方は、
下記のサイトで入手して頂ければ幸いです。
http://amzn.to/th5PhL
また、社会起業大学での講演、
『いま、あなたに何ができるのか』に興味のある方は、
下記のサイトで、お聴きください。
http://www.sophiabank.co.jp/audio/japanese/2011/03/post_340/
この新著は、「散文詩」の形で語られたメッセージですが、
下記に、冒頭の部分を紹介させて頂きます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『いかに生きるか - 震災後の新たな日本を拓く7つの言葉』
2011年3月11日、
午後2時46分。
突如、襲った
東日本大震災。
この大震災によって、
自分の人生が大きく変わった。
そう思われている人は、
決して少なくない。
それは、決して
被災地の方々だけではない。
直接に被害を受けなかった
我々日本人の多くが、
そう感じている。
この大震災によって、
自分の人生が大きく変わった。
そう感じている。
では、なぜ、
我々の人生が変わったのか。
突如襲った大地震、大津波、
そして、それに続く、原発の事故。
その災害直後から、次々と
テレビで報道される被災地の状況。
一瞬にして破壊された街並み、
九死に一生を得て避難した人々、
家族を失って嘆き悲しむ人々。
そうした映像を観ながら、
我々日本人の誰もが、
心の中で、こう感じていた。
あの被災地のために、
あの被災者の方々のために、
自分に何かできないだろうか、
自分に何ができるだろうか。
誰もが、そう感じていた。
そう感じた瞬間に、
直ちに被災地へ救援に駆けつけた人々がいた。
直ちに義援金を集めるために立ち上がった人々がいた。
そして、さらに、
自分の仕事を通じて被災地のために何ができるかを
考え始めた人々がいた。
誰もが感じていた。
あの被災地のために、
あの被災者の方々のために、
自分に何かできないだろうか。
自分に何ができるだろうか。
そして、その瞬間から、
変わり始めた。
我々の人生が。
静かに、しかし、確かに、
我々の人生が、変わり始めた。
我々の生き方が、
そして、働き方が、
静かに、そして、確かに、変わり始めた。
では、この東日本大震災によって、
我々の生き方と働き方は、
これから、どう変わっていくのか。
これから、どう変わっていかなければ
ならないのか。
そのことを知るためには、
一つの根源的な問いを、
問わなければならない。
一つの根源的な問い。
それは、何か。
東日本大震災。
それは、
なぜ、起こったのか。
その問いを、
問わなければならない。
(以下、続く)
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このメッセージメール「風の便り」は、
田坂広志がご縁をいただいた方々、
「未来からの風フォーラム」のメンバーの方々、
「社会起業家フォーラム」のメンバーの方々に
お送りしています。
この「風の便り」は、皆さんの友人や知人の方々へも、
遠慮なく、送って差し上げてください。
ささやかな縁と共感の輪が広がるならば、幸いです。
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田坂広志 「風の便り」 特別便
新著
『官邸から見た原発事故の真実』
- これから始まる真の危機 -
を上梓しました
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田坂です。
いよいよ、激動の2011年も、
残すところ、あと3日余りとなりました。
私にとって、今年は、
未曾有の福島原発事故への対策のために、
3月29日に内閣官房参与として官邸に入り、
事故収束のために苦闘した5か月と5日が
得がたい経験となりました。
2011年の総括を兼ね、
この福島原発事故の真実を語った新著を、
来年1月17日に上梓します。
『官邸から見た原発事故の真実 - これから始まる真の危機』
この新著は、現在、下記のサイトで
予約を受け付けています。
http://amzn.to/vt0ESY
この新著は、10月14日に
日本記者クラブにおいて行った講演、
福島原発事故が開けた「パンドラの箱」
- 野田政権が答えるべき「国民の7つの疑問」 -
が、公開1週間で4万人を超える方々に視聴して頂き、
多くの共感を頂いたことから、
書籍の形で、さらに詳しく語ったものです。
この新著においては、最悪の場合、
「首都圏三千万人の避難」という事態も起こり得たことを、
率直に述べています。
なお、この講演の動画をご覧になりたい方は、
下記のサイトをご覧ください。
http://www.youtube.com/user/jnpc#p/u/0/bMRD3p2nuuI
最後に、参考までに、
この新著の目次を、下記に紹介させて頂きます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ 第一部 官邸から見た原発事故の真実 ■
福島原発事故が開いた「パンドラの箱」
原発事故、現在の「最大のリスク」は何か
「首都圏三千万人の避難」という最悪シナリオ
3月15日東京駅の異様な光景
アメリカが首都圏避難を勧告しなかった理由
「幸運」に恵まれた福島原発事故
「冷温停止状態」の達成は入口に過ぎない
「安全」を語ることの自己催眠
楽観的空気が生み出す「最悪の問題」
「国民からの信頼」を回復できない理由
「身」を正し、「先」を読む
「汚染水処理」が生み出す新たな難問
原子力発電が背負う「宿命的問題」
原子力が軽視してきた「アキレス腱」
「絶対安全な原発」でも解決しない問題
放射性廃棄物問題の本質は何か
証明できない「十万年後の安全」
「技術」を超えた廃棄物の問題
国民の判断を仰ぐための「絶対的条件」
「原子力反対派」も直面する難問
政府が答えるべき「国民の7つの疑問」
■ 第二部 政府が答えるべき「国民の七つの疑問」 ■
●第1の疑問 原子力発電所の安全性への疑問●
「最高水準の安全性」という言葉の誤解
原子力の「安全思想」の落し穴
人的、組織的、制度的、文化的要因こそが原因
SPEEDIと環境モニタリングが遅れた理由
行政機構の「組織的無責任」
日本と全く違うアメリカの規制文化
省みるべき「経済優先の思想」
国民が納得しない「玄海原発の再稼働」
「暫定的な解決策」としてのストレステスト
「原子力安全庁」に問われるもの
「国民の不信」を増長する諸問題
「地元の了解」から「国民の納得」へ
浜岡原発が突き付けた「究極の問題」
「確率論的安全評価」の限界
「千年に一度」という言葉の怖さ
「確率値の恣意的評価」という落し穴
原子力の「最高水準の安全性」を実現するとは
「行政改革の突破口」でもある原子力の改革
●第2の疑問 使用済み燃料の長期保管への疑問●
「原発」の安全性とは「原子炉」の安全性のことか
「剥き出しの炉心」となる燃料プール
福島原発の「現在の潜在リスク」
「過去の常識」が通用しない災害
全国に飛び火する「燃料プール問題」
考えたくなかったシナリオ
燃料プールが直面する「次なる問題」
行き場の無い「使用済み燃料」
再処理工場の先に待ち受ける問題
●第3の疑問 放射性廃棄物の最終処分への疑問●
「煮ても焼いても」減らない放射能
「処分場選定」が必ず突き当たる社会心理
「中間貯蔵」というモラトリアム
NIMBYからNOPEへ
日本で広がるNIMBY心理
突如「現在の問題」になった高レベル廃棄物
「廃炉」という概念を超えた福島原発
前例と経験が皆無の「福島廃炉計画」
●第4の疑問 核燃料サイクルの実現性への疑問●
「蜃気楼計画」と揶揄される核燃料サイクル
「信頼」を失う「透明性の欠如」
「2つの問題」を分けるべき高速増殖炉計画
福島原発事故によって消えた地層処分の可能性
●第5の疑問 環境中放射能の長期的影響への疑問●
「直ちに影響はない」という言葉の社会心理
「除染」で放射能は無くならない
すべての環境は「除染」できない
「除染」は効果が分からない
「除染」を行う本当の理由
「精神的な被害」も「健康被害」
リスク・マネジメントへの「皮肉な批判」
「土壌汚染」の先に来る「生態系汚染」
理解されていない「モニタリングの思想」
●第6の疑問 社会心理的な影響への疑問●
最大のリスクは「社会心理的リスク」
「国民の知る権利」と「情報公開の原則」
なぜ放射能は社会心理的影響が大きいのか
原子力に携わる人間の「矜持」
「信頼」を失うほど増える「社会心理的リスク」
「社会心理的コスト」への跳ね返り
原子力が考慮しなかった「社会的費用」
●第7の疑問 原子力発電のコストへの疑問●
増大する原子力発電のコスト
除外されてきた原子力発電のコスト
算入ではなく考慮するべき「目に見えないコスト」
■ 第三部 新たなエネルギー社会と参加型民主主義 ■
「脱原発依存」のビジョンと政策
「政策」ではなく「現実」となる脱原発依存
TMI事故が止めた新増設
計画的・段階的・脱原発依存の意味
「現実的な選択肢」を広げることが政府の義務
現実的な選択肢を広げる「四つの挑戦」
「国民の選択」という言葉の欺瞞
2021年3月11日の「国民投票」
オープン懇談会がめざした「国民に開かれた官邸」
「観客型民主主義」から「参加型民主主義」へ
東日本大震災で芽生えた「国民の参加意識」
「参加型エネルギー」としての自然エネルギー
「政府と国民の対話」の新たなスタイル
5か月と5日の官邸で見た「現実」
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このメッセージメール「風の便り」は、
田坂広志がご縁をいただいた方々、
「未来からの風フォーラム」のメンバーの方々、
「社会起業家フォーラム」のメンバーの方々に
お送りしています。
この「風の便り」は、皆さんの友人や知人の方々へも、
遠慮なく、送って差し上げてください。
ささやかな縁と共感の輪が広がるならば、幸いです。
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