天満市長に抗議する決議が可決されました

昨日の投稿で、

　本会議で偽りを述べるなんて、
　議会軽視も甚だしいし、
　市民に対する背任である。
　このことを
　議会として指摘して抗議することは、
　あまりにも当たり前だろうと私は思うわけだが、
　この議案が、
　本日臨時議会で可決されるかどうか、
　微妙な見込みだ。

と書いたのですが、
おかげさまで、１８議員の賛成により可決されました。

決議案を提出することになった顛末・・・
当日の可決に至るまでの状況・・・
このプロセスでの怒り・・・
書き出せばキリがなく、
可決された事実のみに留めておこうと思います。

１点のみ。
「個人攻撃」みたいなことを言われたんですが、
私自身は、
常に、
人ではなく、
事の指摘、事の批判をしており、
「反・天満市長」みたいに言われることは心外に思っています。

諸々ありながらもご賛同くださった議員各位に感謝致します。

　＊　＊　＊

市長の退職期日に同意する議案について、
質疑を行いましたが、
「捜査中で控えたい」
「提案説明の通り」
ということで、まったくお答えいただけなかったのは残念としか言いようがありません。

私の質問その１
【退職期日として、あえて6月30日を選んだのはなぜか？】
地方自治法では、市長はやめる２０日前までに議長に届け出なくてはならず、今回のように、それより前にやめる場合に議会の同意が必要とされています。市長選挙が５０日以内ですから、市長不在期間を少なくすることや、やめるまでの整理期間ということでしょう。
●辞意表明から１週間での退職だが、それで責任を全うされたのか
●議会としても、全協などでの説明の場もなく、説明責任から逃れているのではないか
または、もっと早く退職する選択肢もあるわけで、
●市民のみなさんからもご批判の多いボーナス支給を受けて退職する意図があったのか
などを含んで質問しましたが、ゼロ回答でした。

私の質問その２
【23日本会議の「受け取っていない」発言は、ウソをついている自覚があったのか？】
その１と合わせて質問しました。ウソをついている自覚と、辞意を固めたタイミングにより、退職日の適切さを確認したいという意図でした。また、議案提案の説明では、「23日に言ったことと違う内容を記者会見で述べた（←一言一句正確ではない）」というような表現で、「偽りを述べた」ようなニュアンスに受け取れませんでした。
これもゼロ回答でした。

私の質問その３
【「市民の信頼を裏切る行為」は何を意味するのか？】
その１、その２について、再質問でも「捜査中で答えられない」「提案説明の通り」「辞職により責任をとる」ということで、答えていただけず、再々質問では質問内容を切り替えて、その３を問いました。提案説明で「市民の信頼を裏切る行為をした」と言われたのですが、それは現金を受け取ったことなのか？本会議で偽りを述べたことなのか？明確な説明ではなかったので、意味するところを問い質したのですが、これもゼロ回答でした。

ご自身の何が悪かったのか、
それすらお答えいただけなかったことは、
残念を通り越して情けない思いです。

　＊　＊　＊

天満市長と議会で議論を交わすことは、もうなくなりました。
質問席に立って、開口、そのことを言葉にした時、
なぜだか涙がこみ上げてきました。
なんの涙だったのかは、自分でもよく分かりません。

ともかく、
三原のまちが、
三原市民の希望にあふれ、
良いまちになっていきますように！！！


2020年7月1日中国新聞朝刊27ページより