The Pleasure Dome

道楽家・幻彩が音楽好きの方々に執筆

CyberLink PowerDirector 10 Ultra で 2D動画を3D動画化

2011年10月21日 03時00分01秒 | 立体映像

私は CyberLink PowerDirector 10 Ultra を2D動画の3D動画化と
4:3-SD画像を16:9-HD画像に高解像度化する機能を活用しています。
しかし、細やかな編集作業は手慣れていないためか難しく
クリップの「下ごしらえ」する時に活用しています。



以前は Roxio Creator の「Video Wave」に装備されている
“2D画像の3D変換”を活用していましたが
PowerDirector 10 Ultra の「パワーツール」に装備の
“2Dから3Dへ”の機能における処理速度と仕上がり画質が
Roxio Creator よりも優れており、気に行っています。



「出力」で“3D”を指定し、「H.264 AVC」をクリック…
「3D出力形式」を“ H.264 マルチビュー コーディング ”にして
「プロファイル名/画質」を “ AVCHD 1920 x 1080 ( 24 Mbps )” に
セットして「出力フォルダー」を参照、クリップ名を書き込み…
「開始」をクリックするとレンダリングがスタートします。



仕上がったファイルは「3D-MVC」の形式になり
Vegas Pro 10.0e または Vegas Pro 11での編集できます。
Vegas Movie Studio HD Platinum 11.0 (Build 247)も対応します。
レンダリングの処理時間は64ビットPCならば
「1分間の長さ×10~12倍」です。Roxio Creator の場合は
色調がオリジナルに比べて「ダーク調」になり後の補正で苦労します。
PowerDirector 10 Ultra はオリジナルの色調を維持してくれます。



総合的な編集と仕上げをVegas Pro 10.0eで行っています。
特にサラウンドの音声編集機能と3D深度調整機能は
他に比類なきものです。また、複数のカメラで同時撮影した
場合の「リップシンク(音合わせ)」と「色調合わせ」が
容易に行えるのが魅力的なのです。ローコストに楽しむなら
CyberLink PowerDirector 10 Ultra と
Vegas Movie Studio HD Platinum 11.0 (Build 247)を
装備すれば良いと思います。
いずれも、32ビットWindows XP Professional SP3で
編集を楽しめます。但し、レンダリングの処理は遅いです。



映像作家・幻 彩のオフィシャル・ホームページ…
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