いよいよ紅葉の季節、SONY HDR-TD10を持って
鮮やかな紅葉の風景を3Dで撮り歩きたいと思っています。
サテ、今回は…
PowerDirector 10 Ultra で2D動画の3D動画化の試み。
以前は Roxio Creator を活用していましたが
仕上がりの「色彩」に多少不満があり、「これならどうだ」と
PowerDirector 10 Ultra を使ってみることにしました。
素材は Canon ivis HV30(HDV) で撮った2D動画。
これを、「パワーツール」で“50%のスローモーション”と
“2Dから3Dへ”を適応してみました。
そして、「3Dパーティクル オブジェクト」の“モミジ”を
組み合わせて合成してみました。
タイトルの背景画像としての「作り置き」です。
PowerDirector 10 Ultra は5.1サラウンドの編集が
できませんから、作品全体は Vegas Pro 10.0e で
編集仕上げをすることにしています。
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「出力」で“3D”を適応、「ファイル形式」は“MPEG-4”を
指定しましょう。“H.264 AVC”でMVC形式も可能ですが
ビットレートが高くなりすぎ、私の自作PCでは扱いきれない
ということが判明。CPUを新世代の Intel Core i7 を
使用したハイパワーなPCならトラブルなく扱えるものと思います。
仕上がった3D動画の「タイトルの背景画像」を
Vegas Pro 11 に読み込んでみましたが
相変わらずの「コマ落ち」で Vegas Pro 11 はダメ…
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Vegas Pro 10.0e では「コマ落ちなく」…使えました。
「3Dパーティクル オブジェクト」の“モミジ”が素敵な立体感を演出。
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PowerDirector 10 Ultra による2D動画の3D動画化は
オリジナルの色調と画質を損ねることがありません。
*** つづく ***
映像作家・幻 彩のホームページ