年に1度の『予防接種』を受けさせられました(超不本意)
このピンクのバスケットを見るのも年に1度
”箱があったら入りたい” のアタシですが、この入れ物には入っちゃいけないと感じました
そぉ~っと2階に逃げようとしたら、奴が「え~、わかったぁ~?」と笑いながらついて来ました
冷静さを装い、ゆっくり歩きながら逃げ場を探しましたけれど・・・もはや逃げ隠れ出来ないこともわかっています
ささやかな抵抗で、お兄さんの机の下にもぐりましたが、
腹が椅子につっかえてジタバタしているところを、「無駄無駄無駄ぁ~!!」と取り押さえられました(わが身がうらめしいです・・・)
観念しました (もしかして何か楽しい場所へ・・・)と思おうとしましたが、
車に乗せられると、奴が「お注射嫌だよねェ~。」と笑って言いました
(ヤダ~!ヤダ~!ダセ~!コノオバン!ブス~!)と啼きましたが
奴は、「ハイハ~イ。ハイ。ハ~イハイ。」と笑って言いました
車はすぐに停まり、”籠の鳥”の私は(?)奴と綺麗なおねいさんが話をしているのをジッと見ていましたが
(あ~、しっかりと思い出した!アレだ、アレなんだぁ~)
おねいさんと奴は、(・・・ブタ・・・ハズカシイ・・・ヒマン・・・セイジンビョウ・・・)とか言って笑っていました
やっと、籠の蓋が開き「よっこいしょ!」と抱き上げられたアタシを見て
おねいさんと、モジャモジャ頭のおっさんが「あらららぁ~・・・」とまた笑いました
完全に事を悟り観念したアタシは、再び(・・・オナカ・・・ウシ・・・シボウ・・・ダイエット・・・)という言葉を聴きながらも
おとなしく、背中のチクリに、少しピクリとしつつも、ジッと耐えました
「おりこうだねェ~!!」声を揃えてそう言われましたが、ちっともうれしくありません
なんでも?<この10年間の接種で、ほぼ免疫は定着しているから、今後は数年おきでいいですね>という話の方はうれしかったわ
やっと籠に戻されてほっとした
5500円もの大金をおねいさんに渡して、奴は
「大事な猫なんで、出来るだけ長生きしてもらわないと・・・」と言っていた・・・・・
ふェ~~~ん