『注目』というテーマの、ちょっとした季刊誌に寄稿した文章をば・・・
前回のたよりで カメのお話がありましたが、今回は 我が家で1番の注目を集めている猫のお話を聞いてください。
名前は「チビ」。とても顔立ちのよい 茶色の雉猫です。
私は 生来の猫好きですが、ずっとアパート住まいで 猫を飼うことはできず、
モッパラ 野良猫を見かけては手懐けようとしていたものでした。
ところが、10年前一軒家へ引越しをしたばかりのある日、
8歳の娘が 雑巾のようなクシャクシャした小さな塊りを 大事そうに抱えて帰ってきました。
雑巾は みゃーみゃーとないていました。まだ目も開いておらず、
(運よくやさしい女の子に拾われた)ノミだらけのその子猫を、我々は「チビちゃん」と呼んで それぞれが愛情をそそぎました。
やがて10年の月日が流れ、どこでどう間違ったのかはわかりません(しかし、ちょっと考えればわかることですよね)。
今や体重7キログラム(中型犬並みです)のチビちゃん。
違和感を感じながらも「チビ、チビ」と名を呼んでは「どこがチビや?!」とノリ突っ込みの日々。
外に居るチビを「チビ~!」と呼ぶ時の気まずさったら・・・。
時々、耐えかねて「オデブ~!」と呼んでみるも、キョトンとしたその表情に「うっそ。チビだよねぇ~!」と頬ずりスリスリ。
本当に、かわいいったらありゃしない! (こういうのを、何バカっていうんでしょうね?)
前回のたよりで カメのお話がありましたが、今回は 我が家で1番の注目を集めている猫のお話を聞いてください。
名前は「チビ」。とても顔立ちのよい 茶色の雉猫です。
私は 生来の猫好きですが、ずっとアパート住まいで 猫を飼うことはできず、
モッパラ 野良猫を見かけては手懐けようとしていたものでした。
ところが、10年前一軒家へ引越しをしたばかりのある日、
8歳の娘が 雑巾のようなクシャクシャした小さな塊りを 大事そうに抱えて帰ってきました。
雑巾は みゃーみゃーとないていました。まだ目も開いておらず、
(運よくやさしい女の子に拾われた)ノミだらけのその子猫を、我々は「チビちゃん」と呼んで それぞれが愛情をそそぎました。
やがて10年の月日が流れ、どこでどう間違ったのかはわかりません(しかし、ちょっと考えればわかることですよね)。
今や体重7キログラム(中型犬並みです)のチビちゃん。
違和感を感じながらも「チビ、チビ」と名を呼んでは「どこがチビや?!」とノリ突っ込みの日々。
外に居るチビを「チビ~!」と呼ぶ時の気まずさったら・・・。
時々、耐えかねて「オデブ~!」と呼んでみるも、キョトンとしたその表情に「うっそ。チビだよねぇ~!」と頬ずりスリスリ。
本当に、かわいいったらありゃしない! (こういうのを、何バカっていうんでしょうね?)