ややカシャカシャめのビニールっぽい生地に、割とリアルな「トビウオ?」
bibi coco nono が、よ~く釣れます。(^_-)
今しがた、久しぶりの雨が降り出しました。
1・2・3月が例年の3倍くらいのスピードで過ぎ去ったあと、
溢れるような「桜」の大群が押し寄せ・・・だけど、心がさざめくこともなく、冷静な4月を過ごしている気がします。
母が亡くなった時から、「ちゃんと悲しんでおかないと、後になって辛くなるよ」という言葉が引っかかっていて・・・
でも現実には、次から次に出来事を処理していくにつれて、悲しむタイミングを見つけられないままに、
逆に、ケラケラと笑って過ごしてきたことが、お蔭様に思えます。
母を亡くしたことは残念なことだけれど、正直言って、『もっと長く生きて!』とは思わずに、
『ようやく、その時が訪れたね』という、気持ちでした・・・
『ここまで、こんなに頑張ってきてくれてありがとうね』
母の頑張りに比べると、私には介護をしていたつもりは無かったので(支援程度のことで済んでいたから)、
「支援疲れ」はあったけれど、「介護疲れ」はなかったのです。
結果的には、1年半も前から、「癌の末期」と言えるものだったのに、奇跡的に命に関わる症状に苦しむことなく、
「頑張らないとね」「いつまで頑張れるかねぇ」と、淡々とホームでの生活を送ってきた母・・・
そんな母を見ていて、私に何が出来るんだろう・・・母は何を望んでいるんだろう・・・と考え続けてきたけれど、
結局、わが身の可愛さと、病状からして今が安全な環境に居るわけだから・・・と、母の本意に蓋をさせてきた。
本当はわかっていたのにね・・・どうしてやることも出来ずに、私だって辛かったのよ。
ぼやけた意識の中で、ずっと言わずに我慢してきた言葉・「家に帰りたい」と繰り返したね・・・
私には、何の心残りもなくて、やれることはやったんだから・・・と、思いたかったんだけど・・・
これが、「後になって辛い」ってやつですか?!
この子たちに、長い時間留守番をさせなくて済むようになったことは、
唯一の『果報』です。