番外編 病魔に倒れた留学生 続報(3) 病状急変

先日に続き病気で倒れられた留学生・唐正琪さん(以後、小唐さんと表記します)と来日中の彼女のお母さんに対しての支援活動の続報です。

今朝方、小唐さんの病状が急変してICUに収容されたとの連絡が入ったため、予定外でしたが今日も急遽支援活動をすることになりました。

以下は阿古先生からの連絡を転載させて頂きます。

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刚刚医生联系说，小唐的脉搏下降到30，加了药现在70-80。做了CT检查，脑干的状况比上次检查时更严重。手术等一下再考虑。医生担心明天做手术病症会恶化。

以下は翻訳です。

先ほど担当医から連絡があり、小唐さんの脈拍が30まで下がったため投薬して現在は70-80の状態にある。CT検査の結果、前回と比べて脳幹の炎症が更に悪化していることが判明、今週金曜日に予定していた開頭手術については再検討することとなった。

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何時もお世話されている阿古先生が仕事で対応出来ないため、急遽代理で午後2時からの面会時間に合わせて小唐さんのお母さんを病院にお連れしてICUでの面会に立ちしました。

結果ですがICUで小唐さんの担当医の方とお話しする機会があり、直接詳しく病状を聞くことが出来ました。

未だ手術の延期を決定したわけではなく、後で脳外科医他のチームで検討して今日中に決定するとのことでした。

また、水頭症による脳内圧力は勿論問題ですが、一番の問題である脳幹部の結核菌による炎症は耐性菌が強力でなかなかコントロール出来てはいないものの現在は七種の抗生物質のカクテルで対処しており、決して諦めていない旨のお話をお聞きすることが出来ました。

新型コロナの影響で面会時間は基本的に１５分ではあるものの、ご配慮頂き長めの時間を頂きました。

最終的には、明日の手術はリスクはあるものの実施することに決定、明日11時から再度病院に行くことになりました。

そう言う訳で、今晩は小唐さんのお母さんを筆者宅にお招きして明朝一緒に病院に行くことにしました。

ついでに…

娘を心配して緊張しているお母さんを労う意味もあり、明日の小唐さんの手術の前祝いも兼ねて自宅で会食をしました。

勿論、シェフは筆者ですが、冷蔵庫にある材料でもてなしの料理を準備しました。

先日作った牛肉とジャガイモの甘辛煮、小松菜と高野豆腐の煮物、おつまみ各種の簡単な献立ですが、満足頂いたと確信しています。

関連動画；自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
　　　　　https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s